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神戸市で国内初確認の変異株が見つかる。市中には広がっていないとの認識

6月1日(火)に神戸市で、新型コロナウイルスのなかで国内初確認の新たな変異株が確認されたようです。

確認されたのは、英国型で感染力が強い「N501Y変異」に加えて、インド型の一部と見られる「E484Q変異」を併せ持つ変異株だと言います。海外ではヨーロッパを中心に約150例確認されている種類だそうで、感染力は従来株の1.32倍、重症化リスクは1.4倍高いと言われています。

「E484Q変異」そのものの特徴はまだ詳しくわかっていませんが、性質が似ていて南アフリカ型やブラジル型が持つ「E484K変異」はワクチンの効果を弱める可能性があることから、「E484Q変異」も同様の特徴を持つのではないかと考えられているようです。

感染がわかったのは神戸市内に住み、渡航歴や海外との接点がない患者だということで、この患者の体内で変異が起きた可能性が高いんだそう。患者は軽傷ですでに自宅療養を終えており、濃厚接触者と判定された同居者は陰性と確認されています。このことから市中には広がっておらず、恐れる必要はないとの認識のようです。

感染症イメージ

いろいろ変異株が出てきているので整理すると、これまでに国内で確認され国が監視しているのが、英国・南アフリカ・ブラジルで報告されている以下の3種類です。

(1)N501Y変異
・英国・南アフリカ・ブラジル・フィリピンで確認された変異株がこの変異を持つ
・従来株よりも感染しやすい可能性がある
・英国や南アフリカで確認された変異株については重症化しやすい可能性
・国内事例は4月6日(火)時点で1038例

(2) E484K変異
・南アフリカ・ブラジル・フィリピンで確認された変異株がこの変異を持つ
・従来株よりも免疫やワクチンの効果を低下させる可能性がある
・国内事例は4月6日(火)時点で1553件

(3) L452R変異とE484Q変異
・インド由来とされており、WHO(世界保健機関)が「VOI(注目すべき変異株)」に指定している
・特にアジア系人種について免疫やワクチンの効果を低下させる可能性がある

これらのうち、「N501Y変異」を持つ変異株が関西で多く確認されていて、その多さには「N501Y変異」の特徴である感染力の強さが影響していると考えられています。

今回見つかった新たな変異株の患者は、5月17日(月)に新型コロナ陽性となり、検体検査で「N501Y変異」の変異株と確認されました。その後のゲノム解析で「E484Q変異」を持つことがわかったとのことで、「N501Y変異」の変異株に感染後、患者の体内で変異が加わったことも考えられるとしています。


厳しい状況が続いていますが、とるべき感染症対策は変わりません。人との距離を保ち、3密を避け、マスクの着用と手洗い・うがいを心がけましょう。

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