シャワーの温度は?美容師が教える「パサパサ髪」を招くNGヘアケア3つ
冬になると髪の毛が“パサパサ”しませんか?
冬は湿度が下がり、肌と同じで髪の毛も乾燥しやすい時期。髪の毛がパサパサしてくると、ヘアケアをしなきゃ!と焦ってはじめる方は多いと思います。しかし、どんなことをしたらいいのか分からない人も多いですよね。
そこで今回は、美容師のナカイヒロキさんにヘアケアについて聞きました。
間違ったヘアケアをしていない?
意外と間違ったヘアケアをしている方が多く、正しいヘアケアをされている方は少ないと感じます。
ヘアケアは髪の毛にとって良いことのはずですが、間違ったヘアケアをしていると逆効果になりますよ。髪の毛をケアしているのに良くならない方は間違っているのかも……!?
今回はやりがちな“やってはいけないケア”をご紹介します。
NG1:髪の毛を自然乾燥させている
ドライヤーを使うと“髪が傷む“と思っていませんか? ドライヤーで髪の毛を乾かすよりも自然乾燥の方がダメージを受けるんですよ。
シャンプーのあとの髪が濡れた状態はキューティクルが閉じ切っていなくて、ダメージを受けやすいのですが、そんな状態を長時間放置すると切れ毛や枝毛の原因になります。髪の毛が濡れている状態を短くするためにも、シャンプーのあとは素早くドライヤーをかけてしっかりと髪の毛を乾かしましょう!
NG2:トリートメントの流しが軽め
髪が乾燥しているとトリートメントを髪の毛に塗布して放置し、しっかりケアをする方は多いと思います。
トリートメントをするのはとても良いことなのですが、トリートメントはしっかり流せていますか? トリートメント成分が髪に残っている方が良いと思って、トリートメントの流しが軽めの方が多くいらっしゃいます。
しっかり流さないと毛穴に詰まることもあり、頭皮が荒れる原因にもなりやすいです! 髪の毛の手触りも逆に悪くなりますのでトリートメントはしっかり流すことを意識してください。
NG3:熱いシャワーで髪を洗っている
冬は寒いからといってシャワーの温度を高く設定している方も多くいらっしゃると思います。
しかし、熱いシャワーは髪の毛の乾燥の原因となる可能性が高いのです!
熱い温度のお湯は皮脂を落としやすくしますが、頭皮が乾燥すると皮脂が不足していると捉えられて、皮脂が過剰に出てしまうことが。すると、頭皮や髪の毛がベタつきやすくなってしまいます。シャンプーの際のシャワーの温度は体温に近い35〜40度が適温ですよ。
あなたは間違ったヘアケアをしていませんでしたか? 正しいヘアケアを行い、乾燥しやすい冬の時期を乗り切りましょう!
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※ mysticlight、lenetstan / shutterstock