トラベルライターに聞いた!パッキング術&使える100均グッズ10選
年末年始は帰省や海外旅行など、出かける方も多いのでは? 長期間行くわけではなくても、寒い季節は服もかさばるし、ギリギリに準備をすればするほど荷物が多くなってしまうもの。
そこで今回は、旅慣れたトラベルライターの方々に聞いた、快適な旅に欠かせないパッキング術と旅行に便利な100グッズをご紹介します。ポイントをおさえたら、楽しい旅にでかけましょう!
1:持ち物は巾着やポーチに入れる
パッキングの基本は、下に重いもの、上に軽いものを詰めること。
すべてポーチや袋に入れて並べると、コンパクトにまとまり、どこになにがあるかわかりやすくなります。また、海外旅行の場合は、税関などでスーツケースを開ける必要があることもありますよね。そのとき、中身が見えてしまう心配もありません。
下着類などは洗濯ネットを利用して、そのままパッキングすれば、自宅に帰ったときに洗濯機や洗濯カゴにそのまま放り込めるので便利ですよ。少し厚めの洗濯ネットなら、スーツケースの中でクッション代わりにもなります。
また、洋服を風呂敷に包んでから詰めるのも、おすすめ。シワがつきにくく、小さく収められて効率的です。
2:隙間をつくらずにパッキングする
スーツケースは気づかないうちに衝撃を受けることが多いもの。収納したものの間に隙間があると不安定になるので、できるだけ間を詰めるようにしましょう。
スーツケースのバーの間などには、パジャマなど、シワが入ってもかまわない素材を詰めると、スペースが無駄にならないですよ。
3:服は圧縮袋に入れても◎。お土産用にも
寒い場所に旅行に行くときに必要なニットや厚手の洋服は、圧縮袋に入れてしまいましょう。
圧縮袋の良いところは、帰りに洗濯物や汚れ物を入れて、他のものと区別できるところです。帰ってから整理するときにも楽ですよね。
また、現地で洋服を買ったりお土産を買ったりすることを考えて、少し余分に持っていくと活躍してくれます。
4:靴はケースや袋に収納せずに「シャワーキャップ」へ入れる
靴は何足か持っていきたいところ。しかしスペースを取ってしまうもののひとつでもあります。ケースや靴袋もかさばりやすいので、ぜひシャワーキャップに入れてみてください。
上部が開くので、滞在中に使う靴下を靴の中に全部詰めてしまうこともできます。デッドスペースも上手に使いましょう。
シャワーキャップを使えば、雨の旅先で濡れた靴を収納してケースや袋を汚してしまう心配もありません。
5:ストローで収納
旅先でもおしゃれを楽しむためネックレスなどのアクセサリーを持っていき、いざホテルでアクセサリーケースを開けてみると、見事に絡まっていた……という経験ありますよね。
そこで、ネックレスの収納に役立つのがストローなんです!
留め金を外したチェーンを100均で手に入るストローに通して留めるだけで、ネックレスが絡まらなくなります。
ストローの大きさや太さ、長さを調整するだけで、ほとんどのネックレスが収納できます。ブレスレットにも応用してみてくださいね。
6:醤油差しで化粧品もばっちり
海外のホテルでは、アメニティがないことがほとんどです。あったとしても、肌に合わなくて肌が荒れてしまったなんていう経験をお持ちのかたもいるのではないでしょうか。
スキンケアアイテムの試供品を持っていく手もありますが、自分が使っているアイテムがすぐ手に入るとは限らないので、普段から愛用の化粧品を持っていくのが望ましいですよね。
詰め替えボトルに、普段使いの化粧水や乳液を詰め替えるという方法もありますが、おすすめなのが、こちらも100均で手に入るお弁当用の“醤油差し”。大きさや注ぎ口も様々なものがありますから、化粧水や乳液など用途に合わせて選んでみては? 中身を使い切って、現地で気兼ねなく捨てられるというメリットがあります。
7:「小ワザ」もうまく活用して
旅先でもおしゃれをしたい気持ちはわかりますが、ちょっとだけ我慢して、持っていくアクセサリーを最小限に抑えるのもひとつの手です。
実は女性が旅先で買うもので人気なのが、アクセサリーなどの小物類です。その土地ならではのデザインのものを手に入れて、身に着けるのもおすすめですよ。
また、美容クリームなどの化粧品を使う分だけコンタクトケースに入れるという裏技もあります。化粧品はどうしてもかさばってしまいがちなので、できるだけ小さめの容器に必要な分だけ詰め替えて持っていきましょう。
8:ボディだけじゃない!万能に使える保湿オイル
美容アイテムも数を絞るのがおすすめ。特にスキンケア用品はかさばりますよね。顔、身体、髪……と万能に使える保湿オイルは、1本は持っていれば荷物の量を減らせますよ。
また、ほんのりアロマの香りが漂うオイルは、入浴剤としても使えます。旅先で気になるお湯やお部屋のニオイを和らげるメリットも。
9:ドレスコードにも対応OK。シンプルなワンピース
洋服は一番フォーマルな予定を基準に選ぶと数を絞ることができます。
たとえば、旅では自然を満喫できる所から高級感のあるレストランまで幅広い場所を訪れますよね。急にドレスコードのある場所に行くこともあるかもしれません。街歩きもできて、ビーチにも行けるようなシンプルなワンピースを1着持っていくと、とても便利です。
軽く、シワになりにくいポリエステルなどの素材は、かさばらずに持ち運べるうえ、洗濯をしたときの乾きもスピーディ!なにかと重宝します。
10:実用とおしゃれを両立できる!キレイ色のカーディガン
着回し力のあるアイテムの中に1点色物入れるのもおすすめ。
たとえば、カラフルな色のカーディガンを持っていけば、日焼け防止や体感温度の調節だけでなく、コーディネートのアクセントとしても使えます。
たとえ他の洋服や靴が同じでも、羽織ものの色や素材を変えるだけでイメージが変わり、旅の間の着こなしの幅が広がりますよ。
旅行の準備で疲れてしまいそう、持っていくものが決まらずパッキングがなかなか進まないそこのあなた! ぜひ今回ご紹介したテクニックを使って、快適な旅行を楽しんでくださいね。