「ちょっと待って!それNG」美容師が思わず止める髪の毛の乾かし方3つ
「髪の毛の乾かし方なんてなんでも良いんじゃない?」そう思っているあなた。ちょっと待ってください。
現役美容師の宮川勇人さんによれば、実は“髪の毛の乾かし方”は“カット”と同じくらい大事だといえるのだとか。
そこで今回は、宮川さんが思わず「ちょっと待って!」と言ってしまいそうな髪の毛の乾かし方を3つ、紹介してもらいました。
1:髪を毛先から乾かす
髪の毛を乾かすとき、重要なのは“乾かす順番”。
毛先を先に乾かしてしまう方が意外と多いですが、毛先が必要以上に乾燥してパサつきやすいうえ、根元がペタッとして見えてしまう恐れも。
髪の毛を乾かすときは、根元をしっかりと乾かしてから、中間、そして毛先の順に乾かしていきましょう。
そのとき、毛先になるべく風が当たらないようにしながら、根元からしっかりと乾かすのがおすすめですよ。
2:根元からトリートメントをつけている
膨らみを抑えようと根元にばかりトリートメントをつけてしまっていませんか? これは避けた方がいいでしょう。
先述した“根元から乾かす”行為は、毛先が必要以上に乾燥してしまうのを避けるためでもあります。加えてトリートメントを毛先にしっかりとつけることで、毛先が乾燥しすぎて広がらないようケアすることができるでしょう。
逆に、根元にはトリートメントやオイルをつけずに乾かしてくださいね。
3:同じ所に風を当て続ける
意外とやってしまいがちなのが、ドライヤーの風を同じところにずっと当て続けて、根元に変な癖をつけてしまうこと。
毛先が上手くまとまらない原因の多くは、髪の毛の根元にあるケースが多いです。根元が不自然な向きで乾くと、毛先は跳ねてしまいやすいのです。
根元を左右交互に乾かすようにしていくと、自然な位置で乾きやすく、毛先も自然と内巻きになりやすいですよ。
上手に乾かすポイントは、とにかく“根元”にあるといえるでしょう。風をしっかり根元に当てるように意識して、少し上からドライヤーを当てると上手くいきますよ!
ぜひ、チャレンジしてみてください。
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※ ANN PATCHANAN/Shutterstock