カールがすぐとれるのはなぜ?美容師直伝「パーマ後のNG行動」3つ
毎朝欠かせない“ヘアスタイリング”。しかし、「ヘアスタイリングやヘアアレンジが苦手……」「毎朝忙しくて髪をスタイリングする時間がない」という方も多いかもしれませんね。
そんな方には、“パーマ”がおすすめです。パーマは、スタイリングに時間をかけなくても簡単に髪に表情をつけることができるうえ、女性らしく柔らかい雰囲気に仕上げることもできます。
しかし、そんなパーマもお手入れ方法を間違えると、カールの寿命を縮めてしまうことが……。そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんに“パーマを長く楽しみたいときにおすすめのヘアケア”を紹介してもらいました。
1:毎日の「ヘアケア」を怠る
パーマは髪を形成している結合を薬の力を使って切り離し、カールをつけて固めていくものです。この結合は髪の状態が健康であればあるほど切れにくく、逆にダメージの進んでいる髪は固めにくくなります。そのため、適度に柔らかくダメージのない髪がパーマに最も適しているといえるでしょう。
そのために必要なのが、自宅でのケア。ダメージの進んでいる髪は結合が固まりにくいので、パーマをかけてもとれやすくなってしまうことが。パーマを長持ちさせたいときは、毎日トリートメントを行うと良いでしょう。
2:カールの方向を無視してブラッシング・ドライヤーをする
パーマが長持ちするかどうかは、“髪のとかし方・乾かし方”も関係します。
パーマがかかっている髪は、指やブラシなどでとかすことはおすすめしません。パーマがかかっている部分は必ず“ねじる”か“にぎる”ようにしてください。
また、かかっているカールとは違う方向に刺激が加わると、だんだんとカールが弱くなってしまうことが。カールがついている方向に沿って優しくドライヤーを当てて乾かしたほうが、パーマを長くキープしやすいでしょう。
3:日が経っても美容院へ行かない
時間の経過とともに少しずつカールが弱くなる理由のひとつに“毛量が増えること”が挙げられます。
毛量が増えると、髪自身の重さでカールがだれてしまうことがあるんです。時間が経過してカールが弱くなってしまった場合は、一度美容室でカットをして毛量を減らしてもらってください。そうすると、弱くなったカールが復活することがありますよ。
トリートメントでしっかりとヘアケアをして、とかし方や乾かし方に注意し、時間が経ったらカットをすること。
これまでパーマが長続きしなかった方は、ぜひこれらを試してみてくださいね。
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※ nata_nytiaga/Shutterstock