日本とは違う?海外ママに「子ども叱り方」を聞いてみたら参考になった
子どもがいたずらしたらどうしますか? 「子どもだから仕方ない」そんな風に流してしまうこともあるかもしれませんね。
今回は海外で子育てをしている筆者の周りの海外ママの子どもの叱り方をご紹介。子どものしつけ方法に悩んでいる方は参考にしてくださいね!
フランス式叱り方:「子どもは小さな大人」
フランス式の子育て法はとってもユニーク! 小さいからといって子ども扱いはせずに、大人として対等に接します。
子どもがいたずらしたときも、例外ではありません。「自分がしたことは自分で責任を取りなさい。」というスタンスで子どもには接します。
たとえばおもちゃを中々片付けないとき。「片付けなさい!」と言っても、言うことを聞いてくれないと「まぁ、いっか」と言って、ママが片付けてあげることありませんか? フランス人ママは、「自分が使ったおもちゃは、自分で片付けなさい。」と、片付けるまで絶対に許しません。
幼い頃からから自分でしたことに責任を持たせることを教えるという意味でも有効と考えているようです。もし片付けないなら、そのおもちゃでは遊ばせないなど罰も与えます。
アメリカ式叱り方: 外出禁止令を出す
日本の子どもが悪さをした場合、「外に出なさい!」と言って叱るというママがいます。アメリカ人のママは、その逆。子どもがいたずらをしたら“外出禁止”にします。
その理由は、外に出ることは「罰を与えたことにならないから」だそう。子どもを家から追い出してしまったら、逆に友達の家に遊びに行ってしまったり反省をしないのではと考えているようです。
アメリカ人のママは、いたずらをした子どもを「部屋で座って自分がしたことを反省しなさい!」と子どもの自由を奪うそうのだとか。
欧州式叱り方: 悪さをさせない!?
子どもなので、いたずらをしないなんてことはないとは思いますが、ヨーロッパのママは極力いたずらをしないように普段からしつけるようにします。
特に食事マナーに関しては、徹底している印象。ヨーロッパの子ども達は外食先でも騒いでいる子をまず見かけません。“食べ始めるときは、みんな一緒に食べ始める”、“食べ終わってもパパママが食べ終わるまでは席に座って待つ”などしつけをしているので、外食先で「静かにしない!」や「席に座りなさい!」など叱っているママはほとんど皆無です。
しつけや叱り方は、子育ての中でも難しい問題ですよね。どのように対処すればいいか、叱り方が分からないなど悩んでいるママはぜひ参考にしてくださいね!
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※ Liderina、SewCream / shutterstock