年末年始シーズンにもサクッと行ける!上海&香港「穴場旅行エリア」2つ
いつも忙しい方でも、「年末年始シーズンは羽を伸ばして旅行に!」という方も多いのではないでしょうか? しかし、いざ出かけても高かったり、混んでいたり……なんてこともよくありますよね。
そこで今回は、トラベルジャーナリストの石原有起さんに、日本から約3時間強で行くことができて異国情緒な雰囲気を味わえる、“中国・上海のフォトジェニックな路地裏”と、“香港のおしゃれな海辺リゾート”をお聞きしました。
1:上海っ子にも観光客にも人気! アートな路地裏「田子坊」へ
キッチュなアートや食べ歩きスイーツ、中国らしい雑貨などが並び、新しいものとローカルの生活が入り混じる路地裏スポットが、『田子坊』というエリア。
本格派のお茶屋さんや、好きな色やパッケージを選んで作れる口紅ショップなど、ユニークなショップがひしめき合っています。
なかには、点心や鶏の爪を揚げた物など、上海らしさを感じる珍しいフードも!
上海のSOHO、上海の原宿などといわれている話題のエリアは、地下鉄の利用が便利。
地下鉄9号線『打浦橋駅』の1号出口目の前が『泰康路』で、ここから徒歩2分ほど。路地が入り組んでいる田子坊の中ではお店探しが難しいですが、むしろ迷いながら散策する気持ちで訪れると楽しめそうです。
至るところに描かれているアートを鑑賞しながら、お散歩してみては?
2:香港にある「欧米風リゾート」へ足を伸ばす
香港といえば、高層ビル群や集合住宅がひしめき合っているイメージかもしれません。実は、香港島の南側には、高級リゾート地『赤柱(スタンレー)』というビーチエリアがあります。
赤柱(スタンレー)は、イギリスによる香港入植が始まった当時最も栄えていたといわれる場所で、風光明媚な地形から富裕層の外国人が住居を構えるようになったリゾート地。
雑貨店が並ぶ『赤柱市場(スタンレーマーケット)』からおしゃれなレストランまであり、観光客が訪れても楽しめます。
香港島側からは、『中環(セントラル)』や『金鐘(アドミラリティ)』付近から6X、6、6A、73、66、260番のバスに乗って30~45分ほど。また、『銅鑼湾(コーズウェイベイ)』からは、40番のバスに乗ってもOK。
さらに九龍側からもバスが出ていて、観光の中心地である“尖沙咀(チムサーチョイ)”から973番のバスに乗って、約80分です。
バスには2階建ての大きなバスと、ミニバスの2種類がありますが、2階建てバスが断然おすすめ!
高い視点から周囲に景色が楽しめ、ときに狭い路地を走るのもスリル満点(笑) 席が選べるのであれば、2階の最前列がベストですね。
冬の気候は、香港は少し東京よりは暖かく、上海は少し東京より寒いでしょうか。いずれにせよ温かくしてお出かけくださいね。