お湯洗いは何秒が正解?やりがちだけど「実はNGなシャンプー法」3つ
シャンプーは毎日のヘアケアの基本であると同時に、美しい髪を保つための重要なヘアケアです。
しかし、重要なヘアケアであるがゆえに、間違った方法でシャンプーをしてしまうと髪に悪影響を及ぼしかねません。
そこで今回は、普段しがちだけれど、実は間違っている習慣とシャンプー法をご紹介します。
1:朝シャンプー
俗に“朝シャン”と呼ばれる朝シャンプーですが、あまりおすすめしません。理由は2つあります。
1つ目は、スタイリング剤などをつけた髪はその日のうちに洗わないと硬化し、洗い流しにくくなるためです。スタイリング剤は髪や頭皮に残ると次に生えてくる髪の成長の妨げになったり、細毛や抜け毛の原因になったりします。
2つ目は、朝出かける前のシャンプーは、どうしても時間の制約があり雑になりやすいためです。雑なシャンプーをすると、頭皮の汚れをしっかりと洗えなかったり、トリートメントをおろそかにしてしまったりしがちです。シャンプーの泡のすすぎも十分でないと髪に良くないので、時間的に余裕を持ちやすい“夜シャンプー”がおすすめですよ。
2:お湯洗いの不足
シャンプーをする前にシャワーでお湯洗いをすると思いますが、このお湯洗いが足りないとシャンプーの効果を下げてしまう恐れがあります。
お湯洗いをしっかりすることで、髪や頭皮の汚れの多くを落とすことができるといわれています。
お湯洗いでしっかりと髪を洗った後にシャンプーをした方が、泡立ちがよくなったり、シャンプー剤に含まれる成分が髪の内部に入りやすくなったりする効果が期待できます。
目安は60秒以上お湯洗いをすること。意識してやってみてくださいね。
3:トリートメントを根元にべったりつける
シャンプーをした後にトリートメントをつけると思いますが、トリートメントの効果は“髪の内部に栄養を与えること”、そして“髪の手触りを良くすること”です。
髪の栄養はダメージの多い毛先に与えることが大切ですし、手触りも根元より毛先の方が悪くなりやすいです。そのため、トリートメントは毛先を中心に付けるようにしてください。
そんなトリートメントを根元の方にばかりつけてしまうと、根元が潰れてしまいふんわりとした立体的なスタイルがつくりにくくなります。頭皮の毛穴の詰まりにもつながるので気をつけてくださいね。
今回ご紹介した内容は、ついやってしまいがちな“あるあるNGケア”ばかり。正しいシャンプーの方法を身につけて、シャンプーの効果を最大限に引き出せると良いですね。
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※ VGstockstudio、Anna Om/Shutterstock