知ってた?美容師が教える毛先と根本の「乾かし方の違い」とは
「お風呂をあがったら髪はすぐに乾かしましょう」と、よく美容師さんに言われると思います。しかし髪をただ乾かせば良いというわけではありません。
毎日の乾かし方次第で、髪を傷めることも、きれいにすることもできるのです。美しい髪を保つには美容室でのトリートメントよりも“ご自宅での毎日のホームケア”が一番大切。
そこで今回は、美容師である筆者が“美髪を保つドライヤーの正しい使い方”をお話します。
ドライヤーを早くかけなくてはいけない2つの理由
そもそもなぜドライヤーはすぐにかけなくてはいけないのでしょうか。
(1)地肌は濡れたままだと細菌が繁殖しやすい
頭皮に細菌が繁殖してしまうと、フケやかゆみ、頭皮の臭いの原因になってしまいます。
(2)髪は濡れた状態だと傷みやすい
髪が濡れていると、表面にあるキューティクルという膜が開いています。キューティクルは髪を外的刺激から保護する役割と内側のタンパク質を閉じ込める役割があります。
お風呂あがりにすぐにドライヤーをかけてキューティクルを閉じることで髪の傷みを軽減します。
ドライヤーは髪を乾かす順番が大切
(1)根元から乾かす
根元を起こすように乾かすことにより毛流れが整うので、摩擦で必要以上に髪が傷まなくなります。
(2)中間部分を乾かす
中間部分は少し引っ張りながら乾かすことにより、まとまりやすくなりキューティクルが整い髪にツヤが出ます。
(3)毛先は冷風で乾かす
毛先は根元、中間部分を乾かすうちに自然と乾いてきます。そこに熱い風を必要以上に当ててしまうと髪が傷みやすくなります。
毛先は冷風で乾かすと、髪に負担をかけずにきれいにまとめられますよ。
美髪を保つドライヤーの正しい使い方で大切なのは、風を当てる順番と場所によって乾かし方を変えること。美しい髪をキープするには、まずは日常のケアから変えてみてくださいね。
【画像】
※ Stas Ponomarencko、Voyagerix / shutterstock
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