ノーズシャドウだけでこんなに変わる!立体顔をつくる簡単3ステップ
今回の顔カルテメイクアドバイスは“ノーズシャドウ”へフォーカスを当てていきます。
メイクは色を足すものですが、むやみやたらに足せば良いわけではなく、“自分の骨格を理解して、より立体的にみせること”が、ナチュラルに仕上げるコツです。
メイクを楽しむには、自分を知ること。顔カルテのイラストを参考に自分自身の顔と比較していきましょう。
ノーズシャドウが効果的なタイプ
ノーズシャドウで鼻脇に影をつくることで、より立体的な鼻筋に見せることができます。効果的なタイプは、“遠心的な顔立ち”の方です。遠心的とは、瞳がどちらかというと顔の中心より離れているタイプのこと。(イメージ的には、柔らかい・優しい・かわいらしいといった印象の方が多いです)
その反対が、“求心的な顔立ち”の方。(イメージ的には、凛としている・意志が強そう・きれいめといった印象の方が多いです)
遠心的・求心的なタイプの見分け方は、下のイラストを参考にしてください。
瞳の幅(ブルー)と眉間の幅(ピンク)を比較します。
・遠心的……眉間幅が瞳の幅よりも広いタイプ
・求心的……眉間の幅が瞳の幅よりも狭いタイプ
このイラストで求心的なタイプと診断された方は、きっとすでにキリッとした顔立ちの方が多いはず。ノーズシャドウは必須ではないので、どんな自分になりたいかで選んでくださいね。
基本的な鼻筋は何ミリ?
さて、ノーズシャドウをいれる前に知っておいて欲しいのが基本的な鼻筋の幅。女性の場合は約6ミリ前後といわれています。もともとの鼻筋が6ミリ以上離れている場合は、6ミリに近づくように影を仕込むことが肝です!
イラストの矢印のように自分で影をたしていきましょう。まるであたかもそこに影があったかのようにするのがポイントですよ。
ノーズシャドウの3ステップ
それでは、実際にノーズシャドウをいれていきましょう。
上手にいれるための3ステップをご紹介します。
(1)眉頭の下から鼻筋が6ミリぐらいになるようにカーブさせながら顔中心へ近づけます。
(2)そのまま幅を保ったまま、鼻先までまっすぐおろします。
(3)小鼻、鼻脇部分に影出しをして、より立体的な鼻筋にします。
(3)の影出しは忘れがちなポイント。イラストに書きましたが、鼻は三角形。鼻筋をつくるだけではなく鼻脇と小鼻もちゃんと影出ししてあげることでよりナチュラルにみせることができますので、トライしてみてくださいね。
濃くなりすぎたら
カラーをのせすぎて不自然になってしまったときは、カラーをのせた境目を指でぼかしてあげると馴染んでくれますよ。
メイク上手は、自分の顔の立体をちゃんと知ることからはじまります。自分をより凛とさせるのも、そのままの自分を楽しむのも、どちらも正解です。
大事なのは、TPOや服装に合わせて変化させること。それだけで、ワンパターンのメイクから脱して“なんとなくわくわくする自分”になれますよ。
メイクは1日のはじまりの時間。少しでもワクワクをお届けできますように。ぜひ、いろんな自分を発見してみてくださいね。