TOP ローカル 和歌山 世界遺産の聖地「高野山」を訪れた際に買って帰りたい、おすすめスイーツ5選

世界遺産の聖地「高野山」を訪れた際に買って帰りたい、おすすめスイーツ5選

平安初期に弘法大師空海によって開かれた聖地、高野山。117ヵ寺が建ち並ぶ厳かな山内には和食の原点となる精進料理をはじめ、さまざまな食文化が今も息づいています。その流れを汲む和菓子も多く、作り継がれる味わいはいずれも趣深いものばかり。聖地の歴史を感じながら名物スイーツをお楽しみください。


上きしや 高野店(花坂店)
焼き餅

高野山名物の焼き餅の発祥とされる「上きしや」。高野山開創当時に1人の老婆が焼いた塩焼き餅が評判となり「花坂の焼き餅」として知られるようになったと伝えられています。その伝説を受け継ぐ焼き餅(1個130円)は、現在8代目店主が昔ながらの手焼きで伝統の味を守り続けています。種類は白餅とよもぎ餅の2種。小豆がつぶれないよう弱火でコトコト時間をかけて炊く餡はふっくらと柔らかく風味も抜群。高野山に上る道中にある花坂店と山内の高野店で販売されており、イートインもできる。

上きしや 花坂店
高野町花坂753-1
TEL:0736-56-4035
営業時間:8:00~18:00
定休日:不定休
駐車場:あり

上きしや 高野店
高野町高野山732-1
TEL:0736-56-2885
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜、冬季の平日
駐車場:なし

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みろく石本舗 かさ國
みろく石

金剛峯寺御用達の菓子司「かさ國」。こちらで看板の「みろく石」(1個110円)は片手で持ち上げると願いが叶うといわれる奥之院のみろく石がモチーフで、ころんとした形の見た目がかわいらしいお菓子。卵と蜂蜜が入った素朴な生地に毎朝ていねいに炊く自家製餡が包まれ、ほどよい粒感と豊かな風味を楽しめます。日持ちするため手土産にもぴったり。他にも焼き餅やくるみ餅、季節の和菓子が店頭に並び、買ったお菓子をその場で食べられるイートインスペースも。セルフでお茶もいただけるので、ちょっとした休憩にもおすすめです。

みろく石本舗 かさ國
伊都郡高野町高野山764
TEL:0736-56-2327
営業時間:8:00~18:00
定休日:不定休
駐車場:あり

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御菓匠 松栄堂
槙の雫

弘法大師空海が唐から帰国の際に持ち帰った槙の種を植林し命名したという「高野槙」。大師が最も好んだ常花と言われるこの霊木にちなんで生まれたお菓子「槙の雫」(5個550円~)は、高野山で最古の和菓子店といわれる「松栄堂」で生まれた銘菓。薄い生地の中に餡がぎっしり入り、お茶請けに程よいサイズの焼きまんじゅう。ひと口食べると芳醇な風味が広がり、上品な甘さについつい2個3個…と手が伸びます。また広い店内にはお菓子とともに仏像や仏具が並び、高野山ならではの風情が感じられます。

御菓匠 松栄堂
伊都郡高野町高野山766
TEL:0736-56-2047
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
駐車場:あり

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麩善
笹巻きあんぷ

湯葉や豆腐と並び、精進料理には欠かせない麩。厳選素材で作るこちらの生麩はつるんとした独特の食感が特徴で、昔から山内の宿坊で重宝されてきました。高野山唯一の生麩専門店「麩善」で約30年前に生まれたのが生麩まんじゅう「笹巻きあんぷ」(1個150円)。よもぎ入りの生麩でこし餡を包み、熊笹でくるんだ趣のあるお菓子です。包みをほどいた瞬間笹の香りがふっと漂い、口に含むともちっとした生麩の弾力と餡のあっさりとした甘みが重なります。お餅とはひと味違う生麩ならではの歯ごたえは一度食べるとやみつきに。

麩善
伊都郡高野町高野山712
TEL:0736-56-2537
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜(祝日の場合翌日)
駐車場:なし

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胡麻豆腐 濱田屋
胡麻豆腐 和三盆のせ

ゴマと葛で作る高野山名物、胡麻豆腐。老舗の胡麻豆腐店「濱田屋」ではゴマの皮をむき中の芯のみを使用し、般若心経を唱えながら手間暇かけて作る味は、ねっとりとした特有の食感でゴマの豊かな風味が染み渡ります。イートイン(お茶付き400円)で味わえるのはわさび醤油と和三盆の2種。上品な甘さの和三盆をかけた胡麻豆腐は、スイーツとしても満足感のある一品です。テイクアウトは4個入り1600円からで、和三盆(100g/420円)も購入可。他にメープルシロップやジャムなどとの相性も良く、帰った後の楽しみにも。

胡麻豆腐 濱田屋
伊都郡高野町高野山444
TEL:0736-56-2343
営業時間:9:00~17:00 ※売切次第終了
定休日:不定休
駐車場:あり

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