トラベルライターが後悔した!旅行に持って行って「失敗したもの」4つ
心配性の方であればあるほど、旅行時に、ついたくさんの荷物を持っていきがちではありませんか? 旅先で困ることは避けたいですが、今の時代は意外と簡単に代用品が手に入ることも多いもの。
そこで今回は、トラベルライターの石原有起さんが、旅行時に持って行ったものの「これはいらないのでは?」と実感したアイテムをご紹介します。
本
筆者も「旅先でゆっくり読もう」と、本を何冊か持っていったことがありますが、後悔した経験があります。紙の本はたしかに味わいがあり、目も疲れにくいですが、基本的に重く、かさばってしまうので控えた方が良いでしょう。
どうしても活字を読みたい場合は、電子書籍で読んだり、宿に置いてあるご当地の本屋パンフレットに目を通してみてはいかがでしょうか?
変圧器
筆者の経験上、海外旅行の際に必要のないものトップは変圧器。
意外に思われるかもしれませんが、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどは、どの国の電圧でも使えるようにつくられていることが多いです。
また最近では、変圧器が内蔵されているユニバーサル仕様の電化製品も増えています。たとえば、海外対応のヘアアイロンなどに、充電器や本体に“100-240V”と記載されている場合、その電圧内であれば国外でも使用が可能です。
しかし、コンセントプラグの形状を変換できる“変換プラグ”は必要な場合が多いので、海外対応のプラグは持っていくのがベター。
必要以上の靴
靴は、一般的に重くかさばりがちなので、厳選すると良いでしょう。女性であれば、ヒールが低めのストラップ付きサンダルまたはパンプス(きちんとしたシーンにも対応可能)とスニーカーまたはスリッポンシューズ(シンプルなもの)、ビーチでも使えてスリッパにもなるサンダルがあれば、多くのシーンを網羅できます。
旅先にもよりますが、現地でも多くの場合、履きやすいスニーカー類などは手に入るので、絆創膏が何枚かあれば、靴擦れの心配も少ないはず。
重い化粧品ボトル
自宅で使っている大きな化粧品ボトルをそのまま持っていくという方も多いですが、荷物がかなり重くなってしまうので、あまりおすすめはできません。またガラスボトルなどは、移動中などに割れてしまう危険性もあります。
そこで、使い慣れた化粧品を小さなボトルに詰め替えたり、慣れない土地でも使いやすい敏感肌用など肌に優しいスキンケアアイテムのミニサイズを持参するなど、工夫してみてはいかがでしょうか?
一方、現地で処分できるシートマスクや入浴剤などは、ホテルで過ごす時間が快適になるので、持っていくのも良いでしょう。
色々な場所で必要なものが手に入る、便利な時代。次回の旅では、ミニマムな荷物で軽やかに旅をしてみませんか?
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