ドライヤーで9割決まる!? 猫っ毛でも夕方までふんわりショートを保つコツ
ショートヘアのお悩みとして多く挙げられるのが、ふんわりシルエットをキープできない“ヘアセット”のこと。ペタッとしたシルエットは、顔を大きく見せてしまうのでできるだけ避けたいですよね。特に、髪の毛が柔らかいとセットが崩れやすく、苦労することも……。
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんに、軟毛でもセットが崩れにくくなるスタイリングのコツを教えてもらいました。
ドライヤーをする際は「ひし形シルエット」を意識して
ショートヘアスタイルをうまく仕上げるために、1番大切なのが髪の毛の乾かし方です。
スタイリングは、ドライヤーでいかにバランスよくシルエットを整えるかがポイント。日本人の骨格は、頭頂部と後頭部にでっぱりが少なく、頭の形のまま乾かしてしまうとバランスの悪いシルエットに仕上がってしまいがちです。
ドライヤーで乾かす際は、頭頂部を後ろから前方向に風を当てて、根元の髪をふんわり立ち上げていきましょう。このとき、ドライヤーの温度と風量は最大にしておくと、髪の操作がしやすくなりますよ!
前から見ても、後ろから見てもきれいなひし形シルエットをつくることを意識しましょう。
スタイリング剤はクリームとスプレーの2種使い
髪の柔らかい方は、特に時間が経つにつれてシルエットが崩れやすく、ふわっとした空気感が失われてしまいやすいです。そんな軟毛さんは、ドライヤーのあとに柔らかめのスタイリングクリーム、仕上げにホールドスプレーをつけることがおすすめ!
柔らかめのスタイリングクリームは、しっかりと手のひらになじませたあと、根元の髪につけないようにしながら、髪全体に空気を入れるようにつけていきます。
そのあと手ぐしでボリュームを抑え、表面の髪だけ少し膨らませて立体感を出していきます。最後にホールドスプレーを、髪の内側に下から上へとなるべく髪から遠ざけてスプレーしていきます。
ホールドスプレーをつけることで髪の柔らかさが軽減されて、時間が経っても崩れにくいヘアスタイルに仕上がります。まだ持っていない人はぜひ手に入れてみてくださいね!
美容室帰りのふんわりシルエットは、普段のドライヤーやスタイリングで簡単に再現できます。ぜひ今日から試してみてくださいね。
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※Syda Productions、Africa Studio / Shutterstock