美容ライターが教える!「クッションファンデ」使い方&選び方のコツ
韓国で生まれて瞬く間に人気に火がつき、日本でも数年前からベースメイクの定番になっているクッションファンデーション。最近では各ブランドから販売されており、その性能もどんどん進化しています。
しかし一方で“クッションファンデはうまく使いこなせない”という意見も耳にします。買ってはみたものの、崩れやムラが気になって使わなくなってしまったという方も多いのでは?
そこで今回は、クッションファンデを使いこなすコツと、選び方のポイントをご紹介します。クッションファンデデビューをしたい方やうまく使えていない方は必見です!
クッションファンデ「使い方」のコツ
クッションファンデでうつくしい肌をつくるには、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
(1)パフは滑らせずに叩き込む
まず気をつけてほしいのが、パフの使い方。クッションファンデの場合、パフは滑らせずに、ポンポンと叩きこむようにして使います。スタンプを押すような感覚で塗り広げ、肌にしっかりと密着させましょう。
(2)液は少量で重ねながら調整する
クッションファンデを使う際に多くの方がやりがちなのが、クッションを強く押してしまい、パフに液をべったりとってしまうこと。
(1)でご紹介したとおり、パフは肌を叩くようにして使うため、液が多いとムラができる原因になります。「ちょっと足りないかな」と思うくらい控えめにとり、足りないと思う部分に重ねづけすることで理想の肌をつくっていきましょう。
(3)肌悩みをカバーする下地を使う
クッションファンデの多くは下地不要とされていますが、肌悩みがある方は、それをカバーしてくれる下地を仕込むことをおすすめします。たとえば毛穴の開きを隠したいなら、気になる部分にだけ専用の下地を塗ればOK。短時間でベースメイクが完了するのがクッションファンデの魅力ですが、よりうつくしい仕上がりを目指すなら、下地の力も借りてみて。
クッションファンデ「選び方」のコツ
たくさん種類があるクッションファンデのなかから自分に合うアイテムを選ぶには、まず自分の肌の特徴を知り、使用シーンやなりたい肌像を明確にする必要があります。
(1)自分の肌の特徴を知る
自分の肌は乾燥肌なのか脂性肌なのか、シミや毛穴などの隠したいトラブルはあるか、肌色は明るいのか暗めなのか……そうした特徴をきちんと知り、店頭で伝えることで、アイテム選びの失敗リスクを減らせます。
たとえば乾燥肌の方なら、ランコムの『ブラン エクスペール クッションコンパクト H』や、クレ・ド・ポー ボーテの『タンクッションエクラ』のように保湿力が高いものを選ぶと良いでしょう。
シミに悩んでいる方は、クラランスの『エヴァーラスティング クッションファンデーション』など、カバー力が高いものがおすすめ。
標準色が合わないことが多い方は、シュウ ウエムラやボビイ ブラウンのように、色展開が多めのブランドだと“自分色”が見つかりやすいかもしれません。
(2)使用シーンや理想の肌像を明確にする
クッションファンデをいつ使うのか、使うことでどんな肌になりたいのかも明確にしておきたいポイントです。
たとえばお仕事メイクに使うなら、ツヤは控えめのほうが良いですよね。逆にオフの日に使うなら、カバー力よりツヤ感や軽さを優先して選ぶほうがしっくりくるでしょう。
使いたいタイミングや目指す肌像、手持ちのファンデーションの質感などを考慮して、“人気があるもの”よりも“自分に合うもの”を探せば失敗しませんよ。
どんなクッションファンデを選べばいいかわからないという方や苦手意識ある方も、コツを押さえれば味方にできるはず! ぜひチャレンジして、メイクの幅を広げてくださいね。
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※ Olena Zaskochenko、Nina Buday / shutterstock