色がしっかりのらない…プロに聞いた「上手に眉を描く」メイク裏技3つ
なりたい眉はあるけれど、肌にうまく色がのらない……。その原因は、眉を描く前の下準備の不足や、眉を描く方法にある可能性が高いです。
今回はそのお悩みを解消するべく、ビューティープロデューサーの小笠原彩さんが実際に気を付けている、眉メイクの色をのせやすくするテクを教えていただきました。
眉が描きやすい、色がのりやすい状態とは?
最初に、眉に色がのりやすくなるベストな状態を知っておきましょう。
(1)スキンケアの油分が眉に残っていない
スキンケアの油分が残っている状態で眉を描きはじめるのはNGです。
ワックスをかけたばかりの床をイメージしてください。滑ってしまい、上に何かをのせるのは難しいですよね。それと同じで、お肌の上に油分が残っている状態で、何かを上から固定しようとするのは難しいのです。
(2)ファンデーションがたまっていない
こちらは上記と少し重複しますが、ファンデーションが眉にたまっている状態で眉を描くのもNGです。
眉を描いているときに眉ペンシルにファンデーションがついてしまうことはありませんか? そういった状態になるということは、眉の上にファンデーションがたまっているといえます。
(3)自分に合った眉アイテムを使っている
たとえば自眉がしっかりしている方とそうでない方では、使うアイテムを変える必要があります。自眉に合ったアイテムを使うことで、色がのりやすくなりますよ。
上手に眉を描く裏ワザ1:しっかりと拭き取りを
では早速、眉を描き足しやすくなる技をご紹介します。1つ目は、眉に色がのりやすい状態にするテクニック。
肌に油分やファンデーションが残ってしまうのはNGとお伝えしましたが、どうしても残ってしまうことも。
そんなときは、眉を描く前にしっかりと拭き取りをすれば大丈夫。眉を描く前に、ブラシで眉を起こして、眉を逆撫でするようにティッシュで拭き取りをしましょう。
このとき、眉をブラシでしっかり起こし、根元から拭き取ることが大切です。眉に沿って拭くだけだと、結局根元に油分が残り、描きづらくなります。
このような下準備をファンデーション後に行うと、色のノリが圧倒的に変わりますよ。
上手に眉を描く裏ワザ2:サンドイッチして色をのせる
次にご紹介するのは、眉が少ない方向けの方法。
まずファンデーションを塗って、上記のように拭き取りをした後に、眉ブラシか細いチップで濃いめのアイブロウパウダーを眉にのせます。その後に軽く上からフェイスパウダーを塗った後、柔らかめのアイブロウペンシルやアイブロウパウダーをのせましょぅ。
色がのりにくいと悩んでいる方は、一回でのせようとはせず、このようにサンドイッチにするテクニックを試してみてください。ただし、自眉がしっかりある方だと、仕上がりが濃くなりやすいので注意しましょう。
上手に眉を描く裏ワザ3:毛流れに合わせて描く
最後に、自眉がしっかりある方向けの描き方をご紹介します。それは眉ペンシルやブラシを、毛流れにあわせて動かし、眉の間を埋めていく方法です。
眉がしっかりある方は、眉の毛の間を埋めるように生え方にあわせて動かさないと、眉の上だけに色がのり、肌にはのりにくくなってしまいます。図を参考に、眉を最初にブラシで整えて、そのあと眉の生え方に沿って動かしましょう。
眉に色がのらないときは、何か原因があるはず。その原因に合わせて眉の描き方変えることで、きっと今までとは違う仕上がりになりますよ!
【画像】
ABC、Pangaea / PIXTA(ピクスタ)