プロも愛用!「オシャレかつ家事時短」を叶えるインテリアグッズ4選
暮らしのなかで、徹底的にモノをなくしてしまえば、掃除の手間や管理の負担が減ってラクになります。
しかしその反面、お気に入りのインテリアアイテムの美しさや温かみは、毎日の気持ちを上げてくれる存在でもあるので、モノを減らし過ぎても味気ない暮らしになってしまう場合もあります。
できるだけ家事の負担を増やさずに、暮らしを豊かにすることができるアイテムを選べたらうれしいですよね。そこで今回は、オーソドックスなインテリアアイテムを例に、手入れの負担の少ないモノ選びのコツをご紹介します。
1:あきらめがちな「敷物」は、拭けるものを厳選
部屋のインテリア性をグンと高めてくれるといえば、ラグマットなど面積の大きな“敷物”。
けれど大きいが故に、洗うのもクリーニングに出すのもさまざまな負担があって、敷くことを断念しがちですよね。
そんなときは、敷物は徹底して“拭けるモノ”にすれば問題はクリア。
このようなビニールラグマットなら日々のお手入れは簡単なのはもちろん、サイズによっては洗濯機も使え、定期的に自分で洗って干してメンテナンスが手軽です。
ビニールとはいっても、北欧ブランドのものなどオシャレなデザインのマットも豊富ですよ。
他にも起毛しているラグでも撥水機能があり、気軽に拭き掃除できるものもあります。チェックしてみてくださいね。
2:窓周りは、気になるアレルゲンを一拭きできるものを
花粉やPM2.5など、アレルゲン物質やホコリなどが付着しやすい窓周り。
保温や調光、また、目隠しにもなるカーテンは、そんな窓周りに必須のインテリアアイテムですが、これもまた大きいので、気軽に洗濯しづらいのが難点。
そこで、窓周りには、ブラインドを活用すれば、拭き掃除しやすく、清潔を保ちやすいですよ。
オフィス仕様の冷ややかなブラインドだけではなく、木目調や布目調など温かみのある素材もたくさん。カーテン感覚でレースとドレープ2つの機能を持ったものもあります。希望の機能性とインテリア性に沿うものを見つけてみましょう。
3:間接照明をあきらめない!ダウンライトを多用
最近の天井付けの照明器具は、静電気でホコリを寄せ付けることがなかったり、虫が中に入り込みにくいカバーのタイプが多くなったりと、手間いらずになりましたね。
その反面、笠をかぶった照明器具は、ホコリを被りやすく、拭き掃除の手間がかかるため避ける方も多いようです。
しかし、フロアースタンド照明や、テーブルスタンド照明は、各所に点在させると、灯りの溜まりができて落ち着く空間の演出には欠かせないアイテムでもあります。
のっぺりとしがちな蛍光灯1本の明るさで妥協するのは残念。可能であれば、家の照明計画をする最初の時点で、掃除の手間が少ないダウンライトなどを使って、灯りのリズム感を出すプランを取り入れるのがおすすめですよ。
4:スリッパも「拭ける」素材で
手間がかかって不衛生になりがちなトイレマットは、最近では、敷かないお宅も多いですが、来客を意識したら、せめてスリッパくらいは置いておきたいもの。
けれどこのスリッパも、いつ手入れしたのかわからない不衛生なものでは、逆にインテリア性はダウン。
ここでもやはり日々の掃除でサッと拭けるビニール素材がおすすめです。
ビニール製のなかでも、布製に見えるものや、デザイン性のあるスリッパを選べば、インテリアに温かみを出してくれますよ。
手間がかかるからと、あれもこれもなくしてしまう前に、モノ選びの段階で、このような視点で工夫して選ぶこともできます。
厳選されたお気に入りのインテリアアイテムに囲まれて、豊かな気持ちで暮らしたいですね。
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