髪質改善は朝がカギ!? 美容師が教える「毎朝のヘアケア習慣」2つ
理想の髪質を手に入れるためには、毎日のヘアケアが重要なポイント。正しく効率的にヘアケアをするためには、“いつ何を行えばいいのか”を知る必要があります。
そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんが推奨する“朝に行うべきヘアケア”をご紹介します。
まずは朝起きたときの髪をチェック
まず、朝起床したときに髪がどのような状態になっているかを見極める必要があります。
たとえば朝、寝癖がつきやすかったり、髪のボリュームが増していわゆる“爆発状態”になりやすかったりする方は、髪が乾燥している状態といえます。
髪の乾燥は、ツヤっとした見た目の髪になりにくいだけでなく、手触りも悪くなりやすく、あまり良い状態とはいえません。この場合は、乾燥にアプローチするヘアケアが必要です。
逆に、朝起きたときに髪がある程度まとまっていて、寝癖があまりつかない方は、髪の状態が良いといえます。
というわけで今回は、特に“乾燥”が気になる方へのヘアケアをご紹介しましょう。
1:モーニングシャワーで髪をリセット
朝起きてまず行ってほしいのが、広がってしまった髪を一度リセットすることです。一度広がってしまった髪は濡らして乾かさなければ収まることがありません。
そして乾かすときには必ず、洗い流さないトリートメントを適量つけてドライヤーをかけるようにしてください。洗い流さないトリートメントを朝つけることで、トリートメントの有効成分が一日中髪にとどまりやすいので、髪質を良い状態に導いてくれます。
2:スタイリング剤は最高のヘアケア
髪をリセットした後は、髪を巻いたりアレンジしたりとスタイリングしますよね。このとき、必ずスタイリング剤をつけるようにしてください。
たとえば髪をコテやアイロンで巻くと、髪の水分が奪われやすく髪の乾燥につながります。髪に熱処理を加えた後は毛先を中心にオイルタイプのスタイリング剤をつけるようにしましょう。オイルタイプのスタイリング剤をつけることで、乾燥した毛先の状態に潤いを与えることができますし、そのコーティング効果で髪を紫外線や外的刺激から守ってくれます。
コテやアイロンを使わない方も、スタイリング剤をつけることで髪が守られやすいので、自分の髪の状態に合わせてスタイリング剤をつけるようにしてください。
自分の髪質が気になる方は、今回ご紹介したヘアケアをぜひ毎朝の習慣にしてみてください。美しい髪を手に入れるには、毎日少しずつでもケアを継続することが大切です。
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