切りすぎたくない…!美容師に理想通りの「ショートヘア」に仕上げてもらうオーダー方法
ロングヘアやミディアムヘアに比べ、ショートヘアは理想通りのヘアスタイルに仕上がらないと、髪の長さが短い分、ヘアアレンジやスタイリングでカバーしづらいですよね。だからこそ、カットするときにしっかり希望を伝えることが大切……!
そこで今回は美容師の今泉孝記に、おすすめのスタイルと“理想のショートヘア”に近づけるオーダー方法を教えてもらいました。
意外と伝えることのない普段のスタイリング方法も、実は忘れてはならないポイントとか。早速チェックしていきましょう!
1:はじめてでもチャレンジしやすい「前下がりボブスタイル」
まずは王道のボブスタイル。オーダーするときに注意すべきは、長さはもちろん段差が入るかどうか。段をいれるかいれないかで、同じ長さでも違った印象に仕上がります。写真のスタイルのように、段を入れないシルエットはパツッとしたイメージ、逆に段を入るほど丸くなるイメージです。
長さの伝え方で特に気をつけたいのは、前から見たときにどのくらいまで髪があってほしいかをきちんと伝えること! あまり短くしたくない方は、顔まわりがいきなり短くなることのない、はじめてでも挑戦しやすい“前下がりボブ”がおすすめです。
2:長さを残しつつ短い印象に仕上がる「丸みショートヘア」
2つ目のスタイルはショートとボブの中間くらいで、ほどよい丸みのあるショートヘアスタイル。ボブと同じくらいの長さでも、段差がしっかり入っていることで、ショートヘアのようなスッキリとした印象に仕上がります。
オーダーのときは、美容師に「長めのショートヘアにしたいです!」と頼んでみるのがいいかも。段を入れて軽くすることで、乾かすだけでの簡単スタイリングが叶うようになります。簡単に丸みシルエットに仕上がるのもうれしいポイント!
はじめてショートにチャレンジする方はこのくらいの長さから挑戦すると、短さに違和感をいだきにくく、スタイリングも簡単ですよ!
3:ばっさりイメチェンが叶う「耳かけマッシュショートヘア」
しっかりショートヘアにしたい方は、耳かけでベリーショートのような雰囲気もたのしめる“マッシュベースのショートヘア”がおすすめ!
前髪からサイドにつながる髪があることで、耳かけしたときも丸みのあるシルエットに。また、えりあしをくびれようにカットすることで、柔らかなショートの印象に仕上がります。
意外と忘れがちだけど大切なのが、普段のスタイリングの方法を美容師さんに伝えること! ストレートアイロンやコテを使うのか、乾かしてオイルだけなのかワックスでふんわりさせるのか、普段しているスタイリングに合わせたスタイルにすることが大切なので、ぜひ忘れずに美容師さんに話してみてくださいね。
あなたの普段のスタイリングでも再現可能なスタイルをきっと提案してくれるはずですよ。
“ショートヘア”と一口に言ってもさまざまなスタイルがあるので、なりたい雰囲気や長さをしっかり美容師に伝えることが大切です。次回美容室でオーダーするときの参考にしてくださいね。