知らずに「頭皮」が臭ってるかも!? 今日から見直したいNG習慣×正解ケア
人にはそれぞれ“頭の匂い”があるといわれています。“もともと持って生まれた匂い”もあれば、“生活習慣のなかで生まれる匂い”もあります。
とはいえ、自分の頭の匂い悪化を意識してケアすることはなかなか少ないですよね。
そこで今回は、意外と知らない頭の匂いを悪化させてしまうかもしれない悪習慣とケア方法をご紹介します。
NG習慣1:髪をドライヤーで乾かさない
髪が濡れた状態で放置するのは、頭皮の匂いを悪化させる大きな原因になりやすいです。
ドライヤーで髪を乾かさず濡れた髪を放置すると、“常在菌”という菌が繁殖しすぎてしまうことがあります。常在菌は、適正な数であれば頭皮にとってほとんど問題はないといわれていますが、増えすぎると頭皮の健康を損ねることがあり、これが匂い悪化の原因になるのです。
毎日ドライヤーで髪を乾かすことで、この常在菌のバランスを保ち、頭皮を健やかに保つよう心がけましょう。
さらに、濡れた状態のままで就寝すると枕にカビが繁殖することもあります。カビが生えた枕を使うと頭皮にも体にも良くないうえ、匂いの原因にもなりかねません。就寝時は必ず髪を乾かしてからねるようにしてくださいね。
NG習慣2:トリートメントの使い方が間違っている
トリートメントには、髪の毛の手触りをよくするための成分“シリコン”が配合されているケースが多いです。
このシリコンという成分は、しっかり洗い流さないと頭皮に溜まることも。頭皮に蓄積されたシリコンは、時間が経つと酸化し、特有の匂いを発することがあります。
そのため、トリートメントを使う場合は頭皮につかないようにして毛先だけに塗布して流すようにするのがおすすめです。これは、洗い流さないトリートメントの場合にも同様。使用の際は気をつけてみてくださいね。
ケア1:ノンシリコンシャンプーを使う
頭皮の匂いに大きく関係するのが“シャンプー”でしょう。頭皮の匂い悪化をケアするためには、“ノンシリコンシャンプー”をおすすめします。
ノンシリコンシャンプーを使うことで頭皮にシリコンが溜まることもないため、溜まったシリコンが匂いを放つこともありません。
「髪の手触りが気になるのでシリコンシャンプーを使いたい!」という方は、“水溶性”のシリコンシャンプーがあるので、それを使ってみることをおすすめします。
ケア2:皮脂の出過ぎを食い止める
頭皮の匂いは、皮脂の過剰分泌が原因である場合もあります。日頃の食生活に思い当たる節がある場合は、改善をしてみましょう。
野菜不足や水分不足に気をつけ、バランスの良い食事や水分補給を心がけてくださいね。
これまで頭皮の匂いを意識してこなかった方も、この機会にぜひケアをはじめてみてくださいね。
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※ progressman/Shutterstock