たったコレだけ!美容師に聞いた「寝グセがつきにくい」髪の乾かし方
朝、身支度にかける時間はとても貴重ですよね。特にルーティーンになりがちな髪のスタイリングは、なるべく手短に済ませておきたいところ。
そこで今回は美容師の森下優也さんに、寝グセのつきにくい髪の状態を目指すヘアケアを教えてもらいました。朝の髪は夜の“乾かし方”次第で目指せるそう!
STEP1:保湿をして、うるおいを与える
朝に「寝グセがひどいな」と感じるときは、前日の髪の状態を思い出してみてください。
(1)乾かしきらず湿ったまま寝てしまった
(2)ゴワつくほどに乾燥して、痕がつきやすい状態になっていた
この2つの状態で寝てしまうと、髪がまとまりにくくなるため要注意です!
適切な水分量と油分をコントロールし、健康な状態に近いバランスを保ってあげると、寝グセがつきにくい髪を目指しやすいです。
また、お風呂上がりの髪はオイルやクリームでしっかり保湿して、芯からうるおいを与えることで、ハリコシのある状態へ導きましょう。
STEP2:根元から乾かして、水分をしっかり飛ばす
寝る前の髪はしっかり乾いていますか? 半乾きで寝てしまっていませんか?
ドライヤーをかけるとき最初にしたいのは、地肌から根元付近をしっかり乾かすこと。髪の内側は1番水分が残りやすいです。でも、これが寝グセの原因になる場合が多いので、まずはしっかり根元を乾かしていきましょう!
そのためには、髪を持ち上げて風を頭皮に対して直角にあてることが大切。中間から毛先まで水分はしっかり飛ばす必要がありますが、過剰に乾かしてしまうと“オーバードライ”といってパサパサな状態になってしまう可能性があります。上から毛先に向かって風をあてていくことで、キューティクルを整えながら乾かせます。
最初から中間に風を当ててしまうと、オーバードライに陥りがちなので注意しましょう!
そして最後の仕上げに、30秒~1分ほど冷風をあてていきましょう。キューティクルが閉じてツヤが出るのと同時に、ふさがれる水分が外に逃げにくくなります。
自然乾燥が1番クセの出やすい状態になるので、お風呂上がりはなるべく早めに乾かすようにしましょう! 早速今日から日々のヘアケアを見直してみてくださいね。
【画像】
※Graphs / PIXTA(ピクスタ)