多毛さん必見!乾燥で広がる髪を抑える「夜に仕込んでおきたい」基本ヘアケア3つ
寒い冬は、特に乾燥による髪の広がりで悩まされていませんか? 髪が広がると、その分スタイリングに時間がかかり、貴重な朝の時間が奪われてしまうことも……。
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんが、冬の乾燥に負けない“髪のボリュームをおさえる”ためのヘアケアをご紹介します。毎晩夜に仕込むことで、朝起きたときの髪のボリューム感が変わってくるはず!
1:乾燥対策に適した「シャンプー&トリートメント」を選ぶ
髪が広がる大きな要因の1つが、空気の乾燥からくるもの。水分や油分を失った髪は、まとまりが悪くなり広がりやすくなります。
髪の乾燥を防ぐためには、まず乾燥対策に適したシャンプーとトリートメントを選びましょう。乾燥を防ぐためのシャンプーとトリートメントは、配合されている油分量が多く、使うだけでも髪の保湿を手助けしてくれます。
また同時に、髪にハリやコシを与えて、ツヤを引き出すことが期待できます。お悩みによってシャンプーやトリートメントを選ぶと、季節ごとに変わる髪トラブルを解決してくれるでしょう。
2:ドライヤーで乾かす前に「洗い流さないトリートメント」を使う
ドライヤーを使う前に忘れてはいけないのが、トリートメントをつけること。洗い流さないトリートメント、いわゆる“アウトバストリートメント”といわれるものは、お風呂場で使うトリートメントと違い、洗い流さないのでより高いトリートメント効果が期待できます。
髪のボリュームを抑えるためには、保湿力の強いクリームタイプやオイルタイプを使うのがおすすめ!
先に浸透力アップが期待できるミストタイプのトリートメントを髪全体につけ、そのあとにクリームタイプまたはオイルタイプの洗い流さないトリートメントをつけましょう。その手順をしっかりおこなってから乾かすことで、髪の広がりを抑えることが期待できますよ。
3:根元から毛先に向かって乾かす
最後は、ドライヤーの正しいかけ方です。仕上げの乾かし方次第で、髪のボリュームが左右されます。
まず毛量の多い根元の髪をふんわり立ち上げるように、乾かしていきましょう。そのあと、髪のキューティクルを整えるように根元から毛先に向かって、ドライヤーの熱風を当てていきます。キューティクルが整うことで髪の乾燥をおさえ、同時に手触りや見た目のツヤをきれいにみせることにつながります。
時間がなくて、ドライヤーをついついサボってしまう方が多いと思いますが、しっかり習慣化して美髪を手に入れましょう。
今回は夜のうちにやっておきたいヘアケアの基本をご紹介しました。毎日コツコツ続けることで、髪質の変化に気づけるはず! ぜひ今日から試してみてくださいね。
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※ マハロ 、Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)