髪を乾かすのが大変!美容師が教える「早く&しっかり」乾かすテクニック
毎日行うヘアケアと同じくらい大切なのが“ドライヤー”。髪を乾かすことは、髪のダメージをおさえるためにも大切です。しかし、髪が長い&量が多いと時間がかかってしまうので、面倒に思っている人も多いのでは?
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんが、普段から意識している“ドライヤーで早く乾かすポイント”をご紹介します。少しの工夫で、いつもよりも早く乾かせるかも!
髪を乾かすべき理由とは?
まず、ドライヤーをすることの大切さをお伝えします。
ドライヤーで髪を乾かすことは、ヘアケアにとってとても大切。髪をドライヤーで乾かすことで、髪の表面にあるキューティクルをなめらかに整え、手触りのいい髪質を目指せます。ほかに、髪の内部のタンパク質や水分が外部に流出するのも防いでくれます。
自然乾燥にしてしまうと、これらの効果を得ることができませんので、必ずドライヤーで乾かすようにしましょう!
髪を早く乾かすポイント
そんなドライヤーで乾かす作業は、意外に時間がかかってめんどくさいもの。髪をなるべく早くドライヤーで乾かすことができれば、日々の効率化の面でうれしいですよね。
いくつかのポイントを抑えて、効率よく髪を乾かすようにしましょう。
1:タオルドライをしっかりする
お風呂上がりに髪を乾かすと思いますが、髪に水分がかなり残っている状態で髪を乾かすと時間がかかってしまいます。タオルで水気を十分拭き取ってから、ドライヤーをするようにしてください。
2:根元から乾かす
髪を乾かすときは、毛量の多い根元から乾かすようにしましょう。先に毛先を乾かしてしまうと、根本が半乾きで終わってしまう可能性が高いです。また、毛先を乾かしすぎるとオーバードライになってしまう可能性もあります。
特に後頭部の根本の髪は毛量が多いので、優先的に乾かすようにしましょう。
3:ドライヤーは少し高くても、質を重視して
極論を言うと、髪を効率的に早く乾かすためには、ドライヤーが良質なものである必要があります。
筆者のおすすめは、風の威力が強くて、風の質のよいものです。最近でいう“復元ドライヤー”のような、乾せば乾かすほど髪にうるおいやツヤ感が保たれるといわれているタイプのものが、ここでいう“風の質”が高いドライヤーになります。
値段は高くなりますが、その分コストパフォーマンスは高いです! 毎日使うドライヤーは、なるべくいいものを選んでみてはいかがでしょうか。
今回はドライヤーの大切さと早く乾かすためのポイントをご紹介しました。毎日おこなうヘアケアなので、少しでも効率よくケアするために参考にしてみてくださいね。
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※hanack、 Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)