大掃除が劇的にラク! プロが実践する場所別の掃除法&正解タイミング
年末の大掃除をこなしながら、「来年こそは、もっとラクに済むように、普段から片付けや掃除をこまめにしよう」そんな決意が、よぎった方も多いのではないでしょうか。
けれど、どんな頻度で、どこを掃除すればよいのか、そのルールを見定めるのが難しいところ。
そこで今回はインテリアブロガーのsumikoさんに、一年を通して心がけておくとよい、3つの場所のリセットすべきタイミングを紹介してもらいました。
1:クローゼットは「シーズンごと」にリセット
最近は、しまいこまずに、全ての衣類をハンガーにかけて見渡せるように収納している方も多いクローゼット。
そのため、衣替えを大々的にするご家庭も少なく、整理のタイミングや掃除の機会もなくなりがちです。
そこで、衣替えは必要なくても、季節の変わり目には、クローゼットの掃除をするのがおすすめです。
持っている衣類を見直し、整理をしながら、防虫剤の取り替えや収納グッズの掃除をしましょう。
“梅雨に入る前”や“夏の終わり”など、自分のタイミングで年に2回ほど、リセットする時期を決めて実践すれば、ゴッチャリとしたクローゼットを年末に慌てて片付ける……なんて事態は避けられますよ。
2:ストックする場所は「空っぽになるタイミング」をつくる
食品をストックする冷蔵庫の野菜室や冷蔵室、または、日用品のストック収納など、モノが循環する場所は、絶え間なく物が出入りするため、やはり整理のタイミングを見失いがちです。
気づいたら、忘れ去られて眠っていたモノが発見されたり、モノがあふれて出し入れしにくくなったりすることにも。
そんなスペースは、決めた周期で一度、空っぽにしてリセットしましょう。
たとえば、冷蔵室は、常備菜がなくなる週末に残っているものを全部出して、サッとアルコールで拭き掃除するなどです。
また、各所にある日用品のストック収納も半年に一度程度、全て出して在庫をチェック。不要なものを処分したり、収納場所を掃除したりするとよいですね。
3:日々のスッキリは毎朝の「平面リセット」
床の上、机の上、テーブルの上、カウンターの上……など、平面部分に物が堆積すると、部屋はゴチャついた印象になり、掃除がしにくくなります。
つまり、平面部分にモノが少ACなければ少ないほど、スッキリとした印象になり、掃除も簡単に終わらせることができるというわけです。
平面に置きっぱなしのモノが堆積する前に頻繁に片付ければ、片付けるモノが多すぎて面倒になることもなくなります。そのためにも、できるだけ“毎朝リセット”を心がけたいですね。
このように、気づくとモノが増えやすい場所は、リセットするタイミングを年間を通してスケジュールに加えておくと、適度に整った状態がキープしやすくなります。
物が適量でスッキリと片付いた環境なら、日々の掃除もしやすいもの。来年は、この習慣で、大掃除をグンとスムーズにしたいですね。