旅ライターが教える!2019年「行ってよかった」海外スポット3つ
2019年も、そろそろ終わりに近づいてきました。あなたは今年、どこにお出かけしましたか?
インターネット上には旅の情報が数あれど、実際に現地へ訪れて書かれた情報というのは、意外と少ないもの。そこで今回は、トラベルジャーナリストの石原有起さんに、2019年に実際に訪れ「行ってよかった」と感じた場所を3つ教えてもらいました!
1:フィリピン・海の美しさに驚く、ボラカイ島
ボラカイ島は、全長4kmにも及ぶホワイトビーチが有名な、フィリピンのリゾート地。では、なぜ今ここが“旬”なのかというと、水質汚染が深刻化したことに伴い、浄化作戦のために2018年の約6ヶ月、閉鎖されていたから。
フィリピン政府は観光再開後、1日に受け入れる観光客数を制限。現在は、ホテルに滞在するゲストのみが入れる島となっています。新たに、ビーチでのゴミ捨てはもちろん、飲酒、喫煙、焚き火やビーチパーティの禁止など、厳しい規定が設けられていますが、その甲斐あって、息を飲むような美しいビーチが保たれているのです。
せっかく、飛行機とボートを乗り継いでやってきたボラカイ島ですから、ビーチの素晴らしさを存分に満喫し尽くせるホテルに泊まりたいもの。『クリムゾン リゾート& スパ ボラカイ』は、オープンして2年以内の白亜の新しいホテル。
白を基調にした洗練されたデザインと、目の前がプライベートビーチという絶好のロケーションは、まさに海と一体化しているよう。
5つ星ホテルですが、物価が安いフィリピンでは、日本よりもお手頃に泊まることができるのもうれしいですよね。
2:シンガポール・ゴージャスなチャンギ空港の新施設
訪れるたびに、新たな発見があるシンガポール。筆者は今年だけで3度も出かけていますが、「誰もが楽しめる」と最近話題の場所が、2019年にチャンギ空港内にできた巨大な複合施設『ジュエル』。
施設内には無料で24時間入ることができ、各お店の営業時間はさまざま。ジュエル名物のウォーターフォール(滝)は、朝8時から深夜0:30まで。カラフルにライトアップされていて迫力満点!
そのほか、『資生堂フォレストバリー』という熱帯樹木が多数配されている植物園(無料)や、ガーデンやアトラクションのある『キャノピーパーク』、大人も楽しめる迷路『キャノピーメイズ』などの有料の施設など、1日中いても遊びきれないほど。
深夜便や早朝便の方は、往復のどちらかにレストランなどで時間調整をして、ぜひ名物の滝をご覧くださいね。
3:オーストラリア・シドニーの、開発が進む倉庫街
自然がいっぱいのオーストラリア。オペラハウスやコアラのいる動物園、ボンダイビーチなどの海も魅力的ですが、筆者がシドニーで今注目しているのが、倉庫街。
なかでも、市内中心部からも電車で15分程度のアレクサンドリアは、おしゃれなカフェが続々とできていて、近年話題となっている地域です。
特に2012年にできた『ザ グラウンズ オブ アレクサンドリア』は、レストラン・カフェなどが入った話題のスポット。
敷地内は、お花や緑がふんだんに使われ、スイーツワゴンやお花屋さんなどが点在しています。
レストランで食事をとるのはもちろん、テイクアウトして敷地内のフリースペースでいただくこともできるので、その日の気分や滞在人数に合わせて楽しめますよ。
旅の上級者が教える海外のおすすめスポットをチェックして、旅の選択肢を広げてみてくださいね。