あなたのメイクは大丈夫?老け見えしがちなNGメイク&正解テク
メイクできれいになるはずが、「なんだか老けた印象になってしまった……」という経験ありませんか? そんな結果を回避するには、年齢に合わせたメイク術と少しのテクニックが必要です。
そこで今回は、コスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、NGメイクとその解決法をご紹介します。
NG1:くすみを目立たせる囲み目&ホワイト涙袋
特に老け見えを招くパーツとしてあげられるのが目元。時間が経過すると、くすみやすくなるのが特徴です。やってしまいがちなNGアイメイクはこの2つ。
1つ目は“デカ目を狙い濃い色のアイシャドウでガッツリ囲み目”。これは時間の経過とともに、くすみを生む原因に。もちろんアイライナーでぐるりと囲み目をしても同じです。
もう1つは“涙袋にホワイト系のカラーを使用すること”。涙袋といえば白のキラメキをまとうのが定番!と思い込んでいる方が多いですが、このメイクも夕方になるとくすみが目立ってくる可能性が高いです。
正解1:アイメイクは肌なじみのよさを重視
アイメイクは、肌なじみの良いカラーや血色感のあるカラーのセレクトがおすすめ。トレンド感と深みをだしたいならボルドー系、ツヤを仕込みたいならベージュ系、大人可愛く仕上げたいならピンク系を選んでください。また、デカ目を狙いたい場合はインサイドラインを引けばOK。
そして涙袋は白系カラーで強調するのではなく、肌なじみが良いカラーを選んで。ベージュやピンクベージュなど血色感もあり肌になじむカラーがおすすめ。肌なじみの良いカラーをセレクトすれば時間が経過しても、くすみを目立たせることなく、むしろ色気さえ感じさせてくれるかもしれません。
NG2:ツヤがないベースメイク
ツヤのないベースメイクも、老け見えさせる原因の1つ。全体的にツヤがなく粉っぽい肌だと、透明感を感じさせることができません。マット肌がお好みでも少しツヤを仕込み、メリハリを出してあげましょう。
正解2:チークでもツヤを出す
毎年、秋冬はセミマット肌がトレンドになる傾向があるように思います。ハイライトでツヤを仕込むなら、鼻頭やこめかみなど、お顔のくぼんでいるところにのせるのが一般的ですが、老け見え対策メイクとしては少し物足りなさも感じますね。
そこで、チークはクリームチークを使用して、自然なツヤを仕込みましょう。このチークで仕込むツヤが、透明感をアップさせてあどけなさを演出してくれますよ。
NG3:肌色と同色のリップ
今年の秋冬は、ベージュのリップが注目されています。しかし、色のセレクトがむずかしいカラーでもあるんです。基本的には、肌の色と同じに見える色のリップは顔色を悪く見せやすいので、避けたほうがベターでしょう。
正解3:血色感を感じさせるリップを
老け見えを回避するには、顔色を明るくしてくれるリップをセレクトしてください。ベージュでも赤みがプラスされたものにすれば大丈夫。大人かわいくならピンク系、おしゃれ度をアップさせるならボルドー系など、なりたい雰囲気に合わせてセレクトしてみて。
ちなみにメイクをピンク系でまとめると、あどけない印象になりますよ!
今回のメイクは目元がベージュピンク。チークはクリームチークでリップはシャイン系を使用。色はどちらもピンクでまとめてみました。
なんだか老けて見える……その原因が実はメイクだった!ということもあるのです。今回はやってしまいがちなNGメイクとその解決法をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【画像】
※ PearlWinchester / shutterstock