静電気で台無しに!? 美容師が教える「冬にすべきヘアケア」3つ
うるおい不足になりがちな冬。肌だけでなく、髪の毛の乾燥も気になりますよね。乾燥した髪は見た目にうるおいがなく、パサついた印象に……。さらに、静電気でせっかく朝に整えたヘアスタイルが崩れてしまうなんてことも少なくないはず。
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんが、乾燥や静電気を抑えるために“冬だからこそ仕込むべきヘアケア”をご紹介します。
1:シャンプー&コンディショナーを冬仕様にシフト
冬の乾燥を防ぐために必要なのは、使うシャンプー&コンディショナーを冬用のモイストタイプにシフトすること。
夏と冬では乾燥による生じる髪の状態が違うため、季節にあったヘアケアアイテムを選んでいきましょう。冬はしっとりさせるタイプを使って、うるおいケアを重視するのが大切!
2:洗い流さないトリートメントは「保湿の高さ」で選んで
髪を乾かす前につける洗い流さないトリートメントを、冬は“保湿力の高いもの”にシフトしていきましょう。少し乾燥が気になり始めた方はクリームタイプ、極度に乾燥が気になる方はオイルタイプのトリートメントがおすすめ。
乾かす前に適量つけてから、髪を乾かすようにしましょう。
とはいえ保湿力の高いトリートメントは、つけ過ぎてしまうとスタイリングがしにくくなります。なので、ベタつかない程度におさえるのがポイント! 適量をつけたのち、クシやブラシなどで髪全体になじむようにとかしてから、乾かすように意識してみてくださいね。
3:タオルドライ&ドライヤーで髪をしっかり乾かす
冬の髪の乾燥を加速させる原因の1つに、ドライヤーで髪を乾かさないことがあります。自然乾燥をすることで、髪の表面にあるキューティークルが開いた状態で乾いてしまいやすいので、髪のパサつきをより加速させてしまう可能性も……。
そして、ドライヤーをする前はタオルドライで髪の水分を拭き取り、なるべくドライヤーをかける時間を少なくすることで、ダメージを最小限におさえてくださいね。
今回ご紹介したヘアケアは冬だけではなく、どの季節でも大切なこと。冬は特に乾燥しやすいので、今一度ヘアケア習慣を見直してみて!
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※ horiphoto、miya227 / PIXTA(ピクスタ)