なんか違和感…の原因は?冬っぽい「深みメイク」をつくるポイント3つ
だんだんと街は冬の装いに変わってきました。
メイクも毎年冬に近づくにつれて、深みのあるカラーが人気になっていきます。
とくに深みのある色味の口紅や赤みのあるアイシャドウなど、この時期にしか試せないメイクはぜひ取り入れていきたいですね。
ただ深みカラーをまとってみると、「なんだか違和感……?」「あれ、なじんでない?」と思われる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はビューティープロデューサーの小笠原彩さんに、深みカラーを取り入れるコツを教えてもらいました。
コツ1:チークの色味を選ぶ
深みのあるブラウンやモーヴ系、ボールド系の色を取り入れるときに一番気をつけたいのは、“全体の色味の統一感を持つこと”です。
そのなかでも、ついついやりがちなのが、いつものチークに深みカラーを合わせること。
アイシャドウはブラウンなのにチークはピンクなどと、チグハグになってしまうことがあります。
深みカラーには、肌なじみのよいオレンジ系やブラウン系のチークが合いやすい傾向にあります。
このようにチークのバランスを合わせることで、チグハグメイクを回避することが可能です。
コツ2:アイシャドウと口紅の色を合わせる
次に整えたいバランスは、アイシャドウと口紅の色味。
通常は口紅とアイシャドウの色味を合わせすぎると、なんだか垢抜けないようなイメージになったり、カラー×カラーでおかしくなったりしがちですが、深みカラーは例外。
同系色のアイシャドウと同系色のリップで合わせることで、バランスが取りやすくなります。
通常あまり試すことのない同系色カラーは、モードな印象になるので、ぜひ片方だけではなく、アイシャドウもリップも深みカラーを取り入れてバランスをとってみてください。
コツ3:全身のバランスを意識
少しメイクと離れてしまいますが、深みカラーのバランスを取るために考えたいのがファッションです。
筆者自身、海外のランウェイで全身のファッションとメイクを合わせる仕事をしていたので、印象の強いファッションの色味にメイクを合わせるときは、色味のバランスに細心の注意を払っていました。
ポイントはファッションにもワンポイント同系色を入れる、もしくはモノトーン系のカラーにして、モードを楽しむことです。
「メイクにファッションは関係あるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、このような深みカラーでせっかくバランスを整えても、ファッションにピンクや水色など正反対の色味を入れてしまうと、せっかくのバランスが台無しです。
深みカラーのトーンや色味によっても合うファッションの色味は変わってきますが、同系色の色味をポイントにいれるなど、統一感を意識してみましょう。
このようにポイントを押さえ、この季節しか試せない深みカラーをぜひ試してみてください。
【画像】
Mills、rachel、Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)