TOP ビューティ 実は頭皮が原因かも!? 意外と知らない「乾燥・ニオイ・かゆみ」の正解ケア10選

実は頭皮が原因かも!? 意外と知らない「乾燥・ニオイ・かゆみ」の正解ケア10選

2019.11.29

髪の毛のダメージだけでなく、乾燥・ニオイ・かゆみのような髪トラブルに悩まされていませんか? 実はそれらの髪トラブルは、“頭皮ケア”を怠っていることが原因かもしれません。

そこで今回は、美容師さんに聞いた、意外と知らない“正しい頭皮ケア”を乾燥・ニオイ・かゆみのお悩み別にご紹介します。

頭皮トラブル1:乾燥

■乾燥から「頭皮を守るシャンプー」は季節ごとに選んで

出典: Nomad_Soul/Shutterstock

髪にも頭皮もこの季節に必要なものが“冬用のシャンプー”。日本は湿気と乾燥の季節が交互に訪れるので、季節に合わせてシャンプーを使い分ける必要があります。

冬は乾燥を抑える“モイストタイプのシャンプー”がおすすめ。モイストタイプのシャンプーは油分量が多いので、洗うたびに髪や頭皮にうるおいを与えてくれます。逆に洗浄力の強いシャンプーやエアリータイプのシャンプーは、油分量が少ないのでフケが出たり頭皮が荒れたりすることも……。

12月から2月くらいまでは、普段使っているシャンプーを冬用に変えるとよいですよ!

■髪を乾かす前に、頭皮ケアにおすすめの「トニック」を

出典: FotoDuets/Shutterstock

お風呂上がり、髪を乾かす前に頭皮にトニックをつけていますか? 乾燥した頭皮になじませることで、栄養成分が染み込み髪の乾燥を防ぐことが期待できます。

なかでも1番乾燥しやすい場所が、前頭部と頭頂部。この2ヵ所に適量塗布してしっかりとなじませましょう。

より浸透しやすいといわれる髪の濡れた状態のときに塗布した方がいいですが、塗布した後は必ずドライヤーでしっかりと乾かすことを忘れずに。

■髪だけでなく、頭皮も保湿して

出典: GATTA(ガッタ)

髪の毛を保湿している方は多いと思いますが、頭皮の保湿をしている方は少ないのでは?

頭皮の保湿はとても大切。なぜなら、シャンプー後は頭皮の油分や水分が少なくなり、その状態でドライヤーをかけると乾燥しやすくなるからです。

頭皮が乾燥しているとターンオーバーが早くなり、皮が剥けやすくなる(フケ)恐れも。頭皮用の化粧水や美容液を使って保湿&保護しましょう。シャンプー後に、頭皮用化粧水や美容液を塗布してドライヤーで乾かせばOKです!

頭皮トラブル2:ニオイ

■頭皮マッサージを毎日の習慣に

出典: namtipStudio / Shutterstock

トニックやエッセンスを補給した後は、頭皮を優しくマッサージしましょう。頭皮マッサージをすると、補給したものがより浸透しやすくなり、マッサージ効果も期待できます。

マッサージは、頭皮の中でも筋肉のあるフェイスラインと首の付け根辺りを中心に行いましょう。

■トリートメントは毛先にだけ塗布して

出典: マハロ / PIXTA(ピクスタ)

トリートメントには、髪の毛の手触りをよくするための成分“シリコン”が配合されているケースが多いです。

このシリコンという成分は、しっかり洗い流さないと頭皮に溜まることも。頭皮に蓄積されたシリコンは、時間が経つと酸化し、特有の匂いを発することがあります。

そのため、トリートメントを使う場合は頭皮につかないようにして毛先だけに塗布して流すようにするのがおすすめ! これは、洗い流さないトリートメントの場合にも同様です。使用の際は気をつけてみてくださいね。

■髪の毛は必ずドライヤーで乾かして

髪が濡れた状態で放置するのは、頭皮の匂いを悪化させる大きな原因になりやすいもの。

ドライヤーで髪を乾かさず濡れた髪を放置すると、“常在菌”という菌が繁殖しすぎてしまうことがあります。常在菌は、適正な数であれば頭皮にとってほとんど問題はないといわれていますが、増えすぎると頭皮の健康を損ねることがあり、これが匂い悪化の原因になるのです。

毎日ドライヤーで髪を乾かすことで、この常在菌のバランスを保ち、頭皮を健やかに保つよう心がけましょう。

さらに、濡れた状態のままで就寝すると枕にカビが繁殖することもあります。カビが生えた枕を使うと頭皮にも体にも良くないうえ、匂いの原因にもなりかねません。就寝時は必ず髪を乾かしてからねるようにしてくださいね。

頭皮トラブル3:かゆみ

■適当にやりがちな「予洗い」は1分間を心掛けて

“予洗い”とは髪をお湯で流すことです。みなさん何となく濡らしてシャンプーを付けていませんか?

正しい方法は、37~38度程度のお湯で、1分くらいかけて頭皮から毛先までをしっかり濡らしてあげること。この1分間の予洗いをしっかり行うと、それだけで髪や頭皮の汚れが多く取れます。

■髪を濡らす前の「ブラッシング」を忘れずに

出典: GATTA(ガッタ)

髪を濡らす前にブラッシングしてあげることで、髪表面に付いた不純物を取り除いてくれるだけでなく、ほつれを解いてくれるので切れ毛などを防ぎやすくなる役割があります。特にロングヘアの方は必ずブラッシングをしてくださいね。

またブラッシングすることで頭皮の血行促進も期待できるので、毛足の長いブラシで頭皮を刺激しながらブラッシングしてあげましょう!

■優しい洗浄成分のシャンプーに変えてみて

洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮へのダメージが気になりますよね。

ドラッグストアなどでシャンプーを選ぶときは、洗浄力の強さにも注目してチョイスしましょう。

■美容室で頭皮の汚れ除去のスパを受けてみて

出典: Jacob Lund/Shutterstock

美容室で炭酸泉などによる頭皮の汚れ除去のヘッドスパを定期的におこなうのもいいでしょう。

日頃セルフケアだけでは落としきれない汚れは、美容師にお願いするのも1つの手段。かゆみ対策が期待できるうえ、リフレッシュできるので、頑張る自分へのご褒美にもなりそうですね。

 

正しいケアを怠り、放置しがちな“頭皮”。シャンプーや毎日のバスタイム習慣を少し変えるだけでも、乾燥・ニオイ・かゆみのような頭皮トラブルが解決させるかも! ぜひ参考にしてみてくださいね。

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。

【画像】
※ Nomad_Soul、 FotoDuets、namtipStudio、Jacob Lund/Shutterstock、 マハロ / PIXTA(ピクスタ)

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