TOP ビューティ こんなトリートメントの使い方はNG!美容師が教える「正解お家ケア」

こんなトリートメントの使い方はNG!美容師が教える「正解お家ケア」

2018.10.24

秋冬の乾いた空気にさらされて、髪の毛の乾燥に悩んでいる方も多いのではないでしょうか? この季節はお肌だけではなく、髪の毛のケアも念入りにしていきたいですよね。

今回は、美容師である筆者が、ホームケアにおけるトリートメントの種類と選び方をご紹介します。

 

オイルタイプのトリートメント

出典: Natalia_Grabovskaya / shutterstock

美容室にくるお客様にホームケアに何を使っているかをお聞きすると、使用率が一番高いと感じるのが、オイルタイプのトリートメントです。

オイルタイプが一番使われている要因は、毛先に重さがついてまとまりやすくなる点と髪の毛を絡まりにくくしてくれる点が大きいのでしょう。

たしかに、髪の毛が絡まりにくくなれば、摩擦によるダメージの予防にもなります。しかし、根元につけてしまったり、つける量が多すぎたりしてしまうと、逆に絡まりを招いたり頭皮トラブルにもなったりする可能性があるので注意が必要です。

商品にもよりますが、ロングヘアでも1〜2プッシュくらいを、毛先から中間までにつけるようにすると良いでしょう。

 

クリームタイプのトリートメント

クリームタイプのトリートメントの最大のメリットは、保湿力です。高い保湿力があるかわりに、テクスチャーが重たいものがほとんどですので、つけすぎには最も注意が必要です。

大豆くらいの量を手のひらにしっかりと伸ばして、毛先を包み込むようにしてつけるのがポイント。毛先が軽くて広がりやすい方や、癖でまとまりにくい方などにおすすめです。

 

ミストタイプのトリートメント

ミストタイプのトリートメントのメリットは、テクスチャーが非常に軽いという点とサラッとした質感になる点です。

ペタッとしていまいがちな方や、髪の毛をブローで整える方におすすめです。

基本的にミストタイプのトリートメントは水分量が多めなのが特徴。ブロー中の熱や摩擦から守ってくれる成分が入っている商品が多いのも、うれしいポイントです。

 

ミルクタイプのトリートメント

ミルクタイプのトリートメントのメリットは、水分量が一番多いというところです。

そのかわりに油分が少ないものも多いので、保湿をしっかりしたい方は、ミルクタイプを使ったあとに、ごく少量のオイルタイプのトリートメントを重ねるのもおすすめです。

さらっとしたテクスチャーもうれしいポイントなので、自然なうるおい感のある仕上がりを求めている方にはミルクタイプを一番おすすめしたいです。

 

どのトリートメントも共通して注意すべきこと

出典: Natalia_Grabovskaya / shutterstock

ホームケアをする際、一番やって欲しくないことが“頭皮からべったりとトリートメント剤をつけてしまうこと”です。

毛穴に詰まって、頭皮トラブルに繋がりかねないですし、根元がペタッとしてしまい満足いくヘアスタイルに仕上がりません。

ふわふわしたアホ毛が気になっている方は、トリートメントではなく油分の少ないキープスプレーなどを使用すると良いでしょう。

 

どのトリートメント剤にも、メリットとデメリットがありますので、この記事を参考に自分の髪質に合ったものを適量使うようにしてくださいね。

【画像】
Natalia_Grabovskaya / shutterstock

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