TOP ビューティ 2~3ヶ月前の行動で差がつく!美容師直伝「自宅でできるヘアケア」4つ

2~3ヶ月前の行動で差がつく!美容師直伝「自宅でできるヘアケア」4つ

2018.10.22

秋は乾燥が気になりだす季節ですよね。今まで通りのヘアケアでは、なんだか髪がバサバサしていると感じていませんか? 乾燥しがちな髪にとって、どんなヘアケアが良いのでしょうか。

今回は『Sepiage six』の店長である美容師の板橋龍之助さんに、自宅でできる乾燥対策ヘアケアについて伺いました。

 

1:ドライヤーでしっかり乾かす

濡れた髪をドライヤーで乾かすと、乾燥の原因に繋がると勘違いしている方はいませんか?

実は、髪は自然乾燥のほうがキューティクルは剥がれやすく、バサバサになってしまう原因に。また、髪が濡れた状態のまま寝ると枕や寝具に髪がこすれ、ダメージのもとになります。

濡れた髪をしっかり乾かすと、キューティクルが閉じるので髪にツヤが生まれます。このように乾燥対策、そしてキューティクルを引き締めるためにも、ドライヤーでしっかり乾かすことが大切なのです。

 

2:オイルやミルクなどのアウトバスアイテムを使う

お風呂上がりに髪を濡れたままにしてしまうと、毛の表面のキューティクルが開いた状態になってしまいます。これでは開いたキューティクルの間から髪に必要な水分がどんどん逃げてしまい、パサつき、ツヤが出ないなどの悪影響があるでしょう。

そこで、乾燥対策のためにアウトバスアイテムであるヘアオイルやヘアミルクを使い、髪に潤い&ツヤをあたえましょう!

ドライヤーで乾かす前にこれらのアイテムを使うことで、ドライヤーの熱から髪を保護してくれるといわれています。

 

3:シャンプーでの余計な摩擦を避ける

出典: Alliance / shutterstock

髪の乾燥にとって“摩擦”は大敵! そもそも摩擦をうけると髪は、キューティクルが剥がれ落ちてどんどんパサついてしまいます。

盲点なのが、シャンプーです。シャンプーが泡立っていないと、髪と指が摩擦を起こしてしまい、絡まりを引き起こすこともあるでしょう。

シャンプーのときは、摩擦を避けるためにしっかり泡立たせるように気をつけてくださいね。

 

4:シャワーの温度は37〜39℃

頭皮や髪についた皮脂を洗い落とす目的のシャンプーですが、温度が高いと必要な皮脂まで落としすぎてしまい、乾燥につながることもあります。

そこで、シャワーの適切な温度である37〜39℃を保つようにしましょう。髪にとって大事な皮脂まで洗い流してしまわないように気をつけましょう。

 

最後に:乾燥しがちな髪に気をつけたいこと

板橋さんは、髪のお悩みの原因やヘアケアについて「髪や頭皮のお悩みの原因は、2〜3ヶ月前の行動にあるといわれています。たとえば秋は1年で最も抜け毛の多い季節と考えられていますが、その原因は夏の紫外線といわれることも。今のケアも、もちろん大事ですが未来のことを考えたヘアケアが重要です」と語ってくれました。

乾燥しやすい秋にはさまざまなヘアケアアイテムを使うのも、おすすめだそう。たとえば、ミルク系は髪の内部補修に、オイル系なら表面のツヤ出しに使いましょう。乾かす前はミルクやクリーム系のものを使い、仕上げはオイル系を使う……など使い分けるのも良いでしょう。

さらに、ヘアアイロンやコテは温度を下げることで、髪へかかるダメージを緩和することができますよ。

 

乾燥しがちでデリケートな髪には、今までとは違うヘアケアで対策してあげましょうね!

【画像】
※ Alliance、Africa Studio / shutterstock

【取材協力】

※ 板橋龍之助・・・美容師。『Sepiage six』店長。

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