乾燥で髪が広がる…!美容師直伝「美シルエット」をキープするヘアケア6選
朝、時間をかけてスタイリングしたのに、昼頃には崩れてしまう……! 髪の毛に乾燥の悩みはつきものですよね。どれだけ時間をかけても、乾燥ダメージによる広がりに悩まされる方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、髪の乾燥ダメージを抑えて“ボリュームダウン”を目指すヘアケアをご紹介します。
1:髪の毛をしっかり乾かしてから寝る
当たり前のことですが、意外とできていないのが“髪をしっかり乾かすこと”。
髪を乾かすとき、「大体乾いたから大丈夫だろう」と思って生乾きのまま寝てしまうと、翌朝寝癖がついて髪が広がっていることが多いですよね。
髪を完全に乾かしてから寝るだけでも広がりをかなり抑えられますよ。
2:夜に洗い流さないトリートメントを塗る
髪を乾かす前やあとに、洗い流さないトリートメントなどのケアアイテムを使っていますか? 髪の毛が乾燥してパサパサしていると静電気が起きやすく、広がりやすいです。
洗い流さないトリートメントを使えば髪がまとまりやすくなり、手触りが良くなりますよ。
使うタイミングはドライヤーの前とあと。保湿と保護をしてあげましょう。ドライヤー前には熱から守るタイプの洗い流さないトリートメントを使い、ドライヤー後には補修や保護をしてくれるものがおすすめ。
3:シアバター系ワックスでスタイリングをする
美容師が髪の毛が広がる方のスタイリングをするとき、シアバター系のワックスを使うことが多いです。
シアバター系のワックスは油分が多いため、髪を保湿しながら広がりを抑えるのに役立ちますよ。
ワックスを使うときは髪の表面だけではなく、内側にもしっかり使いましょう。髪の内側にシアバター系のワックスを仕込むことで、内側から髪の広がりを抑えやすくなります。
4:縮毛矯正をかける
髪の広がりやくせは、髪本来がもっている髪の内側の“結合”が原因なので、一時的にアイロンでストレートにしたところで湿気を含むと元に戻ってしまうんです。
やはり髪の内側の結合を変えてあげないとこの問題は根本から解決されないんです。
なので広がりやくせが出てしまってストレスだという方は縮毛矯正をかけてしまうことが一番のストレス解消になると思います。
「まっすぐになりすぎるのでは?」「巻けなくなるんじゃ……」と心配されている方も大丈夫! 地毛かのような柔らかさでかけることだって、縮毛矯正をかけたあとに巻き髪だってできます。
5:髪の毛をさまざまな方向に向かって乾かす
髪の毛を乾かすときはどのようにドライヤーの風を当てていますか?
顔周りから後ろに向かってドライヤーの風を当てている人が多いのではないでしょうか。
一定方向に向かってドライヤーの風を当てていると髪の根元が潰れてしまい、毛先がハネやすくなります。
髪の根元を起こすようにしたり、左右からドライヤーの風を当ててみて。そうすることで毛先が内側に入り、まとまりがよくなりますよ。
また、前髪は分け目とは逆に乾かすのがポイント。ある程度乾いてから、最後の仕上げに、自分が流したいほうに乾かすときれいに収まります。
6:週に2回はヘアパックを
毎日のシャンプー後は、コンディショナーを使っている方が多いのではないでしょうか? しかし、髪の広がりを抑えるなら、“ヘアパック”を定期的に使うのがおすすめです。
コンディショナーは髪の表面をコーティングするアイテムですが、ヘアパックは髪の内側の保湿を目指すアイテムです。
髪を保湿することで、広がりにくい髪になりますよ。
寒い日が続き、髪の毛と乾燥が切り離せない季節に。しかし、普段の小さな工夫ひとつで少しでもスタイリングが楽になります。日々のルーティンにぜひ組み込んでみてくださいね。
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
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※Westphoto、 progressman/Shutterstock