今年の秋冬に見たい!息をのむほど美しい「海外の大自然」3つ
朝晩ぐっと冷え込みはじめ、秋が深まってきましたね。
日本では秋の行楽シーズン真っただ中ですが、この時季は海外旅行に出かける方も多いのでは? そこで今回は、最高の気分転換ができる“自然が美しいスポット”を、トラベルライターの石原有起さんがご紹介します。
日本では秋冬だけど、海外では春夏を感じられる場所や、秋冬ならではのイベントを楽しめる場所も。日本ではなかなか見られない景色ばかりですよ。
1:観光客受け入れ再開!フィリピン中部のリゾート「ボラカイ島」
まずご紹介するのは、いま旬のスポット、フィリピンのボラカイ島。
ボラカイ島には空港がないので、マニラ経由で隣のパナイ島へ国内線で向かい、ボラカイ島に行くのが一般的。パナイ島には2つの空港があり、ボラカイ島に近いほうが、カティクラン空港。カティクラン空港からは、ボートでボラカイ島へ。
ボラカイ島といえば、全長4kmにも及ぶホワイトビーチが有名なリゾート地。ではなぜ旬なのかというと、水質汚染が深刻化したことに伴い、浄化作戦のため昨年は約6か月間、一時閉鎖されていたから。
フィリピン政府は観光再開後、1日に受け入れる観光客数を制限! そして新たにビーチでのゴミ捨てはもちろん、飲酒、喫煙、焚き火や、ビーチでのパーティーの禁止などの厳しい規制が設けられています。
一時閉鎖は宿泊施設や娯楽業界に打撃を与えるものでもありますが、その甲斐は十分にあり、筆者が2019年に島を訪れると、思わず息を飲むような美しいビーチを見ることができました。
2:ボラカイ島からホッピング!まさに天国のような「プカビーチ」
せっかくボラカイ島を訪れたら、近くの島へのアイランドホッピングも楽しみましょう。真っ先におすすめしたいビーチが、プカシェルビーチです。
島の北部に位置するビーチで、白い砂浜にプカと呼ばれる美しい貝殻がたくさんあったことから、その名が付けられたそう。
童心に返り「ハートの形の貝殻を探す」など、貝殻探しにはしゃぐ時間は、最高の癒しのひとときになるはず!
浅瀬ではシュノーケルもできますよ。
晴れた日には、とくに絶景が味わえます。
3:春夏のオーストラリアで大自然を堪能!「シドニー郊外」
一年を通して気候が温暖で過ごしやすいシドニーは、大都市でありながら大自然も味わえて、食文化も豊か。時差も日本+1時間で体に負担がかかりにくく、治安も良い……と、日本人にとって観光を楽しみやすい都市です。
そんなシドニーは、少し郊外まで足を伸ばすと、健康的なアクティビティがたくさん!
なかでもおすすめなのが、郊外のワイナリーを、頑丈なセグウェイで観光できる『クーランガッタ・エステイト(Coolangatta Estate)』での体験。
もともとワイナリーで、レストランも併設されている、のどかな場所です。
まずセグウェイを乗りこなすために簡単なレッスンを受け、丘を登ったり、葡萄畑の周りを走ったります。太く頑丈なタイプのタイヤなので、芝生が生い茂っている坂道も、砂利道もグングン登っていけて、爽快感が抜群!
バランスを保つために腹筋や脚の筋肉を使うので、終わった後は少しだるさを感じますが、爽やかな天気の下で、丘からの眺めも最高でした。
大自然を満喫できる場所は、世界中にたくさんあります。秋冬こそ海外に飛び出して、アクティブに自然や絶景を堪能してはいかがでしょうか?
【旅のinfo】
フィリピン政府観光省
Coolangatta Estate(英語)