意外と近いんです!片道5時間あれば行ける「意外な海外スポット」3選
「非日常を味わいたいけど、長いお休みもとれないし、子連れだし、海外旅行はハードルが高い」……そう感じ、旅に出ることを躊躇している方はいませんか?
そこで今回は、トラベルライターの石原有起さんが「5時間以内でこんな場所にも行けるの!?」と驚いた、非日常感の強い海外スポットをご紹介します!
1:家族連れにもおすすめ! 約5時間で行ける「マカオ」
マカオが“カジノの客層だけが訪れる観光地”というのは、すっかり昔の話! ここ数年の間にラグジュアリーホテルやショッピングモールが次々にオープンし、女子旅やファミリー旅の行き先として、変貌を遂げています。
マカオは、香港と同じように中国の特別行政区で、ポルトガルの政権下時代の世界遺産が密集した中国大陸の半島部と、エンターテインメント中心の離島部から成り立っています。
そんな現在のマカオの象徴ともいえるのが、コタイ地区。もともと離島だったタイパ島とコロアン島の間を埋め立ててできた新しいエリアで、エンターテインメントの中心。そしてなんとマカオ国際空港から、コタイの中心地まで、約5分(車)で行けます!
2016年9月にオープンした『ザ パリジャン マカオ (The Parisian Macao / 澳門巴黎人)』など、幅広い年齢層に愛される統合型リゾートがどんどん建って活気にあふれているので、女子旅でもお子さんと一緒でも、存分に遊びつくせますよ。
2:わずか5時間ほど!女子旅に大注目の「フィリピン・マニラ」
最近女子旅にイチオシなのが、日本からの距離が近く英語も通じるうえ、物価もお手頃なフィリピンの首都・マニラ。
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)からタクシーで15~20分程度とアクセスも抜群のマカティ地区は、フィリピン国内でも随一の高級住宅街であり、金融の街としても有名です。
そのほか、オールドマニラと呼ばれるイントラムロスというエリアの、スペイン統治時代の面影が残るコロニアル調の重厚な雰囲気も魅力。
夕暮れ時に近づいたら、ベイエリアのパサイ地区へ移動を。
実はマニラ湾に沈むサンセットは、世界三大夕日のひとつにも数えられる絶景!
2016年にオープンしたマニラベイ沿いのホテル『コンラッド マニラ』にある『C LOUNGE』では、美しいサンセットを望みながら、カクテルやアフタヌーンティーが楽しめます。
ベイシティの中心にありながら、街の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間です。
3.アジアだけじゃない! 最も近いヨーロッパ、ロシア・ウラジオストク
そしてなんと、驚異の2時間半以内で行ける場所が、広~いロシアの中でも極東のウラジオストク&ハバロフスク。
古き良き時代のノスタルジックな雰囲気で、インスタ映えする風景も多く、女子旅やシニア旅の行き先として、次第に注目が集まってきている場所です。
時間が許せば、シベリア鉄道の旅を楽しむこともできますよ。韓国と変わらない近さでありながら異国感が味わえるのは貴重です。※ ロシアの観光にはビザの取得が必要
いずれも、日本からのアクセスの良さは抜群ながら、異国情緒あふれる街並みが魅力!
お隣・韓国や、おなじみのビーチリゾート・グアムもいいけれど、ときには歴史や街の発展を存分に感じられる、意外な3つのスポットを旅先の候補に加えてみては?
【旅のinfo】
ザ パリジャン マカオ(英語)
コンラッド マニラ
フィリピン政府観光省
【画像】
Tobias Gaiser、Denis Kabelev/Shutterstock