ゴムとピンだけ!こなれ感がアップする「大人のくるりんぱ」ヘアアレンジ10選
おしゃれさんなら当然、ファッションやメイクにあわせてヘアアレンジもたのしみたいもの。でも、セルフで自分の髪に凝ったヘアアレンジをしようとすると大変ですよね。
そんなお悩みを解消してくれるのは“くるりんぱ”。簡単なのに、こなれ感アップ! ハーフアップからまとめ髪のアップスタイルまで、くるりんぱさえあれば大丈夫。
今回は、おしゃれさん必見のくるりんぱヘアアレンジを10パターンご紹介します! 用意するのはゴムとピンだけ。朝の忙しい時間にも短い時間でできますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1:これが基本!ハーフアップくるりんぱ
半分だけ髪をまとめたスタイル“ハーフアップ”。今回ご紹介するのは、その半分だけまとめた髪をくるりんぱするだけの簡単ヘアアレンジです。
(1)全体をゆるく巻きます。
(2)ハチから上の髪を丸く取り後頭部の位置で結びます。
(3)結んだ髪の真ん中を割って毛先を中に入れます。
(4)くるりんぱした髪を半分に割ってゴムを締めます。
(5)くるりんぱした髪と残りの髪をほぐします。
量が増えてきたなと感じたときに、ハチ回りをボリュームダウンさせることもできますよ。
2:ゴム1本でお団子ハーフアップスタイル
ヘアアレンジ初心者さんにもおすすめのヘアアレンジです。
(1)耳上くらいを目安に髪の毛をまとめてゴムで結び、輪っかの状態をつくります。
(2)結び目を中心にくるりんぱします。
(3)くるりんぱとトップの部分を少しずつ引き出し、質感をゆるめます。
ゴムで結ぶ際に、きつめに結ぶことで崩れにくくするのがポイントです。
3:ロングヘアにおすすめ「大人のゆるめハーフアップ」
(1)オイル系のスタイリング材を全体につけたあと、耳前とみつえりの毛を残して、耳より下の位置で、ゴムでゆるく結びます。
(2)結んだ髪の毛の毛先を、結び目の上の1/3右側の位置にくるりんぱして入れ込みます。そうすると、斜めの変形くるりんぱになります。
(3)次も同じように左側1/3の位置に毛先を入れ込み、2度目のくるりんぱをします。
(4)結び目のゴムを1本とり、指を入れて押さえておき、毛先の毛束を1束とりゴム部分に巻きつけます。毛先まできたら押さえていたゴムの中に毛先を入れ込み、毛先を引いて締めてゴム隠しをします。できなければ画像のようなピンで止めても◎です。
(5)全体的にゆるく崩し、結び目部分にゴールドピンやヘアアクセをつけてあげれば完成です。
難しそうに見えて簡単なこのスタイルは、ゆるさが今っぽくおしゃれですね。
4:ポニーテール?5分でできるこなれ感アップまとめ髪
(1)まずは髪を耳の前後で分けて、前は残して一束に結びます。
(2)次に、残しておいた耳前あたりの髪の毛を、先程結んだ一束の上で結びます。
(3)今結んだ耳前あたりの一束を、その場でくるりんぱします。
(4)全体の毛をランダムに引き出して、立体感と柔らかさを作ります。
(5)最後にゴールドピンやバレッタなどで結び目を隠せば完成です。
ただのポニーテールかと思わせる、こなれ感たっぷりのヘアアレンジはおしゃれ上級者の嗜みです。
シアバター配合のオイルを使用してウェットな質感をつくれば一気にトレンドをおさえたアレンジに! さらに、ゴールドピンがおしゃれ度をアップしてくれます。
5:ボブにおすすめアップスタイル
(1)髪の毛全体に、ゆるいカールや波ウェーブをつけて下ごしらえをしておきます。
(2)真ん中の髪の毛を“ぼんのくぼ”(※ 1)の辺りまで編み込み、ゴムで結びます。
(3)つくった編み込みをほどよく崩します。
(4)左サイドをねじりながら編み込み、先程つくった真ん中の編み込みのゴムの部分に毛先を固定します。
(5)反対サイドの髪の毛も同じ要領で編み込み、両サイドの毛先を合わせてゴムで結んだらくるりんぱをします。
(6)最後に出てきた毛先をくるりんぱの中に入れ込み、ピンで固定します。全体をほどよく崩して飾りをつけたら完成です。
短くても細かくブロッキングを取れば立体的でかわいいヘアアレンジをつくることができます。
(※ 1)・・・後頭部から首の後ろにかけてある、少しくぼんだ部分。
ちょっとしたパーティにもぴったりなヘアアレンジです。
6:編み込まなくてOKな編みおろし風まとめ髪
(1)まずトップの髪をくるりんぱをします。このアレンジでは、全部で3回くるりんぱをするので、3等分になるイメージで1個目を作ってください。
(2)1個目の下にさらに2個目のくるりんぱをつくりましょう。
(3)そして2個目の下に最後のくるりんぱをつくります。
(4)残っている毛束をきつめの三つ編みにしていきます。
(5)先ほどの三つ編みを最後にほぐせば、編み込みをせずにくるりんぱだけでできる簡単“編みおろし”ヘアアレンジの完成です!
くるりんぱを1回ずつほぐすことが、きれいに仕上がるコツ。はじめはきつめにくるりんぱし、ほぐすことで動きを出せばこなれた印象に見えるでしょう。
7:短めボブヘアで大人のまとめ髪
(1)髪の毛は巻かずにスタートします。ヘアアレンジをする前に全体にソフトワックスなどをつけておくと、髪がポロポロと落ちないのでまとめやすいですよ。
(2)後頭部真ん中あたりの髪をとり、やや斜めに編み込みましょう。編み込んだら、毛先をゴムで縛ります。
(3)(2)でつくった編み込みにそって、片編み込みをつくりましょう。両サイドの片編み込みができたら、(2)で縛った下あたりで同様に結びます。結んだ髪は“くるりんぱ”しましょう。
(4)残りの髪も同じように片編み込みをして、(3)の下あたりで結びます。
(5)毛先を一本にまとめ、ねじってゴムで結びピンで固定します。全体をほどよく崩して完成です。
髪が短くてもパートを細かく分ければ簡単にアップスタイルにすることができますよ。
8:ゴム1本でフィッシュボーン風スタイル
(1)まず、後頭部の中央よりも下の方で、1本結びにします。このとき、ぎゅっと結ぶのではなく、少しゆとりを持たせて結ぶのがポイントです。このゆとりがあることで、次の作業がしやすくなりますよ。
(2)次いで、ゴムで結んだ部分を1回くるりんぱしましょう。先ほどゆるめに結んでいたことで、くるりんぱをしやすくなっていたはずです。
これだけでも十分かわいくておすすめですが、今回はさらにこなれ感をアップさせるアレンジをしましょう。
(3)くるりんぱしたゴムを少しだけ下にさげ、余裕をつくり、その空間でさらにもう一度くるりんぱをしましょう。すると、ゴム1本で2回のくるりんぱができます!
1回だけのくるりんぱよりも、2回続けることで、パッと見たときに手の込んだヘアアレンジのようで、こなれ感もアップです。
(4)そして、こなれ感は“ほぐし方”がポイントです! くるりんぱした後に、そのままにせず、くるりんぱの部分を指でつまみながら、髪の毛を少量ずつ引っ張り、ルーズ感を出しましょう。こうすることで一気にこなれ感が出るのでやってみてくださいね。
さらに、ヘアゴムの箇所にリボンや金ピン、ヘアアクセを付けると、あっという間にフィッシュボーン風アレンジの完成です!
編まずにしてできる“フィッシュボーン”。写真のようにハイトーンヘアだと、ハーフ風にもなりますね。みなさんもお試しあれ!
9:浴衣姿やドレススタイルにもおすすめ!ギブソンタック風ヘア
結婚式やパーティでのドレススタイル、お祭りのときの浴衣姿にもおすすめの華やかアレンジ。美容院に行かずとも自分でできるのがうれしいです。
アレンジの方法を動画でチェックしてみてください。
ゴム2本とアメピンとUピンを数本用意してください。
(1)26mmくらいの細めのアイロンで全体をミックス巻きします。
(2)トップを軽くねじりアメピンでタテにとめます。
(3)顔まわりの両側の毛をねじりながら後ろで結びます。
(4)耳後ろの毛を後ろで結びくるりんぱします。
(5)残った襟足の毛を少量ずつ(4)でできた隙間に入れてUピンでとめ、ギブソンタックをつくります。
ポイントは、トップ、ねじり部分、ギブソンタックを少量ずつ引きだして質感をゆるめること。大人のおしゃれヘアをたのしんでください。
10:華やかまとめ髪!大人のロングスタイル
(1)両側の顔まわりの毛を残して、後ろの髪をひとつに結びくるりんぱします。
(2)質感をゆるめます。
(3)顔まわりの毛を両手で後ろにねじりながら持っていき、(1)の結び目の上で結び、くるりんぱをします。
(4)質感をゆるめます。
(5)(1)のくるりんぱの間に(2)の毛先を入れ込む
ミディアムからロングの方までおすすめのアレンジです。
少しの工夫でこんなに華やかヘアになるなんてうれしいですね。ヘアアクセサリーにもこだわりたくなります。
「さっそく今から試したい!」と思える簡単くるりんぱヘアアレンジをご紹介しました。気になるものはありましたか?
最初は難しいかもしれませんが、すぐに慣れるはず。美容師さんも顔負けのヘアアレンジテクニックを身につけてください!