【丸顔さん】コンプレックスを活かす!こなれ見えするファンデーションの塗り方
顔の形は印象を決めるひとつの要素。それゆえ、ときにコンプレックスにつながってしまうことも……。
たとえば丸顔さんは、可愛らしく愛らしい印象に見える一方で、ふっくら見えてしまいがちです。しかし、実はメイクの仕方、とくにファンデーションの塗り方でコンプレックスを強みに変えることは可能。
今回はビューティープロデューサーの小笠原彩さんに、丸顔さんにおすすめのファンデーションの塗り方を紹介してもらいました。
丸顔さんのファンデーションNGポイント
丸顔さんの輪郭はファンデーションの塗り方次第では、ふっくら見えてしまうことがあります。
たとえば、
・美白に見せたいから、肌よりワントーン明るいファンデーションを塗る
・肌をカバーしたいから、リキッドの後にパウダーファンデーションをのせる
などは、逆に顔を膨張してみせてしまうポイントです。
肌をより白く、厚くみせると、全体的に膨張して見えてしまいます。
このような現象を防ぐポイントは、顔に立体感をつけること。立体感をつけて、骨格を引き立たせることにより、シャープな顔立ちに見せることができます。
正解ポイントの「立体感」とは?
では立体感はどのように出していくのか。そのポイントは顔の中心と外側に高さの差を出すことです。
簡単な方法はお顔の中心にツヤを出し、光を集めることにより高く見せていくこと。
顔の中心は一番高さが出る部分。とくに鼻筋や頬骨は高さを出すと立体感が生まれ、顔をスッキリと見せてくれます。
そのように立体感が生まれる中心部分に、パールが入ったファンデーションなどを塗布することにより、簡単に凹凸ができて、顔全体をスッキリと見せてくれることができます。
方法は、最初にいつも通りファンデーションを塗り、その後、顔の中心にツヤが出る質感のファンデーション、もしくは手持ちのファンデーションに少しパール感のある下地を入れて塗布していきます。
そうすると自然に顔の中心の高い部分が強調されてメリハリが出てきます。
これで簡単に立体感のある顔に仕上げていくことが可能に。
また、ファンデーションは顔のギリギリまで塗らないほうが抜け感が出てスッキリと見えますよ。
「本当にファンデーションで、丸顔をカバーできるの?」と思いがちですが、塗り方ひとつで顔の全体の印象は大きく変わります。
ファンデーションを使いこなし、コンプレックスをケアしてメイクを楽しみましょう!
【画像】
Kamil Macniak、Kukuruza Oksana / shutterstock