パンパン脚はその場でケア!今スグできる「むくみスッキリ」ストレッチ
一日中立ちっぱなし、座りっぱなし、歩きっぱなし。何をしていてもも夕方にはむくむ脚。毎晩の脚のリンパマッサージをしても追いつかない……困った!
そんな悩みがある方は、立つとき、歩くときの無意識にかけている足の重心の位置を見直してみましょう。
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、その場でできる“むくみケアストレッチ”をご紹介します。
重心が前のめりになっていませんか?
脚がむくみやすい原因は、“冷え”や“リンパの流れの悪さ”などが挙げられますが、そもそもの“冷えをおこす原因”や、“リンパの流れが悪くなる原因”を見落としがち。それは、立つときや歩くときに無意識にかけている“足の重心の位置”が大きく関係しています。
足の重心がどこにあるかで、立ったり歩いたりするときに使う筋肉が変わります。むくみがない脚をつくりたいときの要はふくらはぎです。ふくらはぎが硬くなっていたり、動かしにくい立ち方や歩き方をしていたりすると、下半身の循環が悪くなってむくみの原因に。
歩くときに、スムーズにふくらはぎが伸縮するようにするには、前のめり重心をやめること。まずは張っている脚を気持ち良く伸ばし、重心の位置を整えましょう。
立ったままできる「むくみスッキリストレッチ」
(1)両脚を前後に広く開きます。(写真では右脚が前)
(2)両手を床におろしましょう。
(3)息を吐きながら右脚のひざを伸ばせる範囲で伸ばしていきます。
(4)おへそは床の方を向けたまま、左の腰が上がりすぎないように注意しましょう。
(5)立ち上がり、重心を後ろ足(左)かかとへおきます。足の指先は30度ほど外側か、なるべく指先とかかとが真っ直ぐのラインに近づくようにしましょう。
(6)左脚のひざが曲がらないように、太ももをぐっと伸ばす意識をします。脚の付け根から、内もも、ふくらはぎが伸びているのを感じましょう。
(7)バランスが取れる人は、両腕を頭上へ上げてお腹を伸ばしましょう。
(8)20秒程度キープします。
(9)反対側も同様に行います。
ストレッチを終えた後、立ったときの感覚と歩いたときの感覚をチェックしてみてください。変化を感じたら、その感覚を覚えておいてくださいね!
むくみが気になるとき、むくみでだるくなりそうなときに、行ってみましょう。