たった3STEP!正解が分かりにくい「ツヤ肌」を叶えるベースメイク術
流行に左右されず、1年を通して人気の高い“ツヤ肌”。ただ実際にメイクしてみると、ツヤ肌とテカリ肌の境目が分からない……というお悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。朝ツヤ肌に仕上げたと思っても、夕方にはテカり肌に変わっているなんてことは多くの方が経験したことがあるはず。
そこで今回はビューティープロデューサーの小笠原彩さんが、理想のツヤ肌に仕上げるコツをご紹介します。
ツヤ肌とテカリ肌の違いは?
まずツヤ肌とテカリ肌の違いは、以下の通り。
・テカリ肌:過剰な皮脂分泌からお肌全体がテカテカしてみえる肌
・ツヤ肌:お肌の水分量が高く、みずみずしい潤いを保ちながら、光がきれいに反射する肌
肌の内部が水分でしっかりと潤っている状態だと、キメが整い、光がきれいに肌に反射するためツヤ肌に仕上がります。対してテカリ肌はお顔全体、もしくはTゾーンが皮脂でギトギトしている状態のことを指します。
また、一般的に皮脂分泌が多い箇所(Tゾーンやおでこ)がテカテカしていると“テカリ肌”、鼻筋や頬、Uゾーンなどの皮脂分泌が少ない場所が光っている場合は“ツヤ肌”と言われています。
プロ直伝「ツヤ肌」に仕上げるベースメイク術3STEP
もちろん毎日のスキンケアでしっかりとお肌を潤わせ、自然にツヤ肌がキープできている状態が理想。しかし、その状態をキープするためには時間や労力がある程度必要になるため、今回は「今日ツヤ肌になりたい!」に応えるメイクテクニックをお伝えしていきます。
STEP1:過剰な皮脂分泌の防止を目指すスキンケア
前述でも述べたように、皮脂分泌が多いとツヤ肌見えが叶うファンデーションを使っても、時間が経つとテカリ肌になりやすいです。
なのでメイクをする前に、過剰な皮脂分泌を防止することを目指したスキンケアを念入りに行いましょう。「あまり保湿をするとテカってしまうのでは」と思うかもしれませんが、過剰な皮脂分泌は水分、油分が足りなくて起こることが多いです。
しっかりと保湿をしたあと、余ったスキンケアのティッシュオフを忘れずに!
STEP2:過剰な皮脂分泌を抑える下地を取り入れる
スキンケアでしっかりと保湿をしたあとは、プリマヴィスタの『皮脂崩れ防止下地』のような皮脂分泌をコントロールしてくれる下地を取り入れていきましょう。
お顔全体に伸ばしても大丈夫ですが、皮脂分泌が多いTゾーンや小鼻の周りなどを中心に塗布していくことが筆者のおすすめ。下地でしっかりと皮脂分泌をカバーしたら、ファンデーションを塗り、パウダーでおさえていきましょう。
STEP3:皮脂により光る部分以外にツヤアイテムを追加する
ベースメイクが完成したら、最後にワンポイントツヤ肌アイテムを追加していきましょう!
rms beautyの『ルミナイザー』のように、ツヤが欲しい箇所にあとから追加できるようなコスメがおすすめ。このようなツヤの出る固形タイプのハイライトを、うっすらと上の画像の赤い箇所にポンポンとのせて馴染ませてあげると、きれいなツヤ肌に仕上がりますよ。
パールの入った下地でツヤ肌に仕上げていくこともできますが、普段から皮脂が過剰に出たり、テカりやすいかったりする場合は、気になる皮脂をしっかりカバーし、ポイントでツヤアイテムを取り入れるとテカリ肌につながりづらくなります。
今回ご紹介したテクニックは、初心者の方でも挑戦しやすい簡単なものばかり。ぜひ明日のメイクに取り入れて、夜までツヤ肌をキープしていきましょう!
【画像】
※ Fast&Slow、a.otsuka / PIXTA(ピクスタ)、Prostock-studio / Shutterstock