荷物が軽くなるかも!海外旅行常連者が教える「実はいらない持ち物」5つ
海外旅行に出かけるとき、あれもこれもとむやみに荷物を増やしていませんか?
そこで今回は旅行経験豊富なトラベルライターの桑子麻衣子さんが、実は意外といらないアイテムをご紹介します。ただの荷物になってしまう、要らないものを持っていっているかもしれませんよ……!
1:時代は変わって不要に「変圧器」
昔使っていたけれど、最近はめったに使わないな~と感じるのが“重い変圧器”。
時代は変わって最近の電化製品、特にみなさんが持ち歩くスマホやノートPC(ラップトップ)、さらにはヘアアイロンなども海外対応のものが増えています。世界中ほとんどの国で使えるようになっていますので、基本的に変圧器は必要ありません。
海外に行く際の持ち物は、コンセントを日本式に対応させる変換プラグのみで基本OK。とはいっても、自分のものがしっかり海外に対応しているものかどうかは、必ずチェックするようにしましょう!
2:電子化して持っていきたい「本」
ガイドブック1冊や文庫本であれば問題ありませんが、本や書類などのペーパーものは手荷物でも預け荷物のどちらにしても、かさばって場所を取りがち。また、重いのでできるだけ控えることをおすすめします。
また持っていくと端が折れるなど汚くなってしまいがちなので、書籍は電子化して持ち歩くか、耳で聞くなどで対応するほうが賢明ですよ。
3:とにかく重く、場所を取る「ドライヤー」
今どき持って行く方は少ないと思いますが、1週間ほどの旅でいらないもの筆頭格が“ドライヤー”です。
もちろん滞在先のホテルのドライヤーの風量が弱いなど、現地でストレスを感じることはありますが、それでも重く、かさばるので必要ないでしょう。
ホテルでもう一つを借りて、2台で乾かす裏ワザもありますよ。なので、お気に入りのドライヤーがあっても持参は控えましょう。
4:意外とかさばる「スニーカー」
登山など、激しいアウトドアやスポーツなどが目的の旅でなければ、大きくかさばるスニーカーは必要ありません。
スーツケースの場所を取って、重くなってしまいます。その分履きやすく軽いスリッポンシューズや、ラバー素材でできたコンパクトシューズ、汚れてもOKなスポーツサンダルなどを2足ほど入れておくほうが便利だと実感しています。
5:思わぬ危険の可能性も「高級時計やアクセサリー」
旅先で細かい宝飾品は失くしやすく、壊れやすいことが多いので、筆者は極力時計やアクセサリーは持ち歩いていません。ドレスアップしたい場所に身に着けるものでも、数を最小限にとどめ、特に落としやすいイヤリングなどは、万が一失くしても痛手にならない安価なものを持ち歩きましょう。
さらに、高級なものは盗難の被害にも遭いやすく、危険が増すのでできる限り持ち歩かないほうがいいでしょう。
時計については、個人的に時間に追われていないプライベートな旅であれば、スマホと街中の時計で時刻を確認するくらいで十分だと感じています。
当たり前だと思っていたものが、意外と必要のない場合があります。出発前、旅のスケジュールをもとに持ち物を吟味することが、快適な旅につながりますよ!
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