ママお手上げ~(涙)3歳女の子ファッションへのこだわり強い結果…!
可愛かった赤ちゃんの時期を終え、ヤンチャになってくる幼児期。
よく“魔の2歳 悪魔の3歳”といいますが、あれをいっても「ヤダ」、これを薦めても「違う」といってご機嫌斜めで一向に決まらない……。子育てあるあるかもしれませんが、ママの苦しい時期でもありますね。
そこで今日は、3児のママの山田さんに「ママ負けた~」と感じた体験談をご紹介いただきます。
洋服選びは重要なのよ!
大人がこだわる以上のこだわりを見せる洋服選び。たとえヘンテコなスタイルでも「今日はコレ」といったら譲りません。
脱がせようとするものならば、洋服タンスの中身がひっくり返り、自分も転がりながら叫びます。
さて、筆者の体験としてこんなことがありました。
真冬の風がある寒い日。もちろん、大人はコートに帽子を着ているような季節です。
娘が選んだ服装は、“キャミソールにスパッツ”
編集部ママによれば、冬にキャミソールを着てマフラーを巻いて出かけるといった主張もあったそうです。
筆者は何度か、「外は寒いよ」「風邪ひくよ」などの声掛けはしましたが、一向に首を縦に振りません。
外に出て寒いと感じれば着るかと思い、そのまま保育園に向かいました。が、しかし、保育園まで首を縦に振ることはしませんでした。
車や歩行者からの冷たい視線……。なのに本人は誇らしげ……。
保育園について保育士さんに声をかけられて服はなんとか着替え、風邪もひかなかったので、本人が大満足ならこれでいいのかなと感じています。
逆に、真夏にコートという子や全身真っピンクといった子など、見かけることがあります。家でのバトルに負けたんだな~なんて思って筆者は微笑ましく見ています。
食事には気を使っているの!
洋服よりも悩むのが“食事”へのこだわり。
筆者の長女は、もともと、大人と同じ量を食べる子だったのに、2歳半くらいから穀物・炭水化物がメインの食事になり、ふりかけや具なしのおにぎり、汁や具なしのラーメンの麺のみが、基本のメニューでした。
唯一許されるのは、おにぎりの持つところの海苔。その他のことは一切受け入れず……。ラクとも言えますが、栄養面で頭を抱えました。
夫には「子どもの好きな食事くらい把握しておいてあげたら?」といわれ泣いたことも。
また、一口だけでもと無理やりおかずを食べさせたり、可愛いお皿やワンプレーと、キャラ飯にしたり、一緒にご飯を作ってみたけど、効果はゼロでした。
そのうち「お弁当だけでもちゃんと食べてくるし」と開き直り、気づいたら、そんな悩みは消えていました。
子どもにも食事の波があり、そして、本人の体が求めているものがあるのだろうと、今は冷静に思えるようになりました。
ちなみに、1歳10カ月の次女は肉食で、お米系はあまり摂りません。人も異なれば、活発具合も違うしと、堂々と魔の2歳を迎えられそうです。
持ち物だって自分で決めるんだから
これを持っていなくては眠れない、あれがなくては出かけられないなど、物へのこだわりが強くなる子もいますよね。
一緒に待ち合わせしたママのベビーカーが、ひっくり返りそうなくらいの荷物。どうしたのか思っていたら、食事中に、おもちゃを広げ始めた子どもの姿を見て納得でした。
「この中の一つでもないと、探し始めるの」というママの言葉通り、すべてのおもちゃを筆者のところにも持ってきて、説明してくれるほどの愛着ぶりでした。
暴れるなら持って行ってしまえ~と負ける気持ちよくわかります。タオルケットへの愛着を持つ子もいて、タオルケットを持ち歩いているママもいました。
しかし、子どもの性格にもよりますが、習慣として「ママ、全部は持っていけないから、どれか一つね?」とか「小さいものなら2ついいよ」など選ばせつつ妥協させるような声掛けをしていたら、大荷物になることはなかったかもしれません。
いかがでしたか?
危険なことは禁止。その他のことは満足するまでさせる。といったら聞こえがいいですが、毎回戦うのも疲れてしまうので、ズボラな筆者は、そのようにしています。
2、3歳のイヤイヤ期は特に悩むことが多い時期ですが、少し経つと笑い話になっているのが不思議です!
今この時期の真っただ中というママ、ぜひ参考になさってみてくださいね。
【イラスト・画像】
※ It Mama 編集部、morrowlight、 Iakov Filimonov / Shutterstock