TOP ビューティ 必要なのはワックスだけ!美容師直伝「ショートヘア」のスタイリングテク

必要なのはワックスだけ!美容師直伝「ショートヘア」のスタイリングテク

2019.09.25

おしゃれなヘアスタイルはその人の個性を彩り、日常を豊かなものに変えてくれます。毎日のメイクやファッションを楽しむように、その日を彩るヘアスタイリングも色々と楽しめる引き出しがあればすてきですよね!

そこで今回は美容師の森下優也さんが、ショートヘアのスタイリングのコツをご紹介します。

美容師直伝!スタイリングの基本

ワックスやオイルなどのスタイリング剤選びより、とにかく大事なのは“髪へのなじませ方”。ここがマスターできれば、今の髪型もグッとこなれ感が増しますよ!

■STEP1:まずは土台づくりから

出典: GATTA(ガッタ)

今回はクリームタイプのツヤ系ライトハードワックスを使用。まずは適量を手に取り、手の平全体と指の間までしっかり伸ばしたら髪になるべく均等になじませます。

表面と内側で分けてから指の間に伸ばしたワックスを、内側から手ぐしを通すように付けていきます。最初はワックスの付く量が多いので、ツヤ感と抜け感をしっかり出したい耳周りと襟足の毛先を重点的に付けていきましょう。

■STEP2:肌の触れるエリアは入念に

出典: GATTA(ガッタ)

肌に触れるエリアは、思っているよりもしっかり付けて大丈夫です。ここをしっかり抑えて、洗練感を引き立たせます。

内側から膨らんでしまう……という失敗例も、顔周りにしっかり付けることで防ぎましょう!

■STEP3:表面は薄くワックスを

出典: GATTA(ガッタ)

続いて表面。ポイントは重くなりすぎないために、手に薄く残ったワックスを表面の中間から毛先にかけてなじませることです。

表面は動きや質感を出すエリアなので、まとめたいときは指を通してクシでとかし、束感を出したいときは指を通した後、手を振るようにしてワシャっとほぐして動きをつけるのがおすすめ。

必要であれば、ワックスを少し追加で足しても大丈夫です!

出典: GATTA(ガッタ)

仕上げはパサつきを抑えるように毛束を整えたり、分け目付近を少し持ち上げて空気感を出したりすると、柔らかい印象づくりが完成します。

スタイリング剤をつける前と後では、目を惹きつける印象が大きく変わり、おしゃれ度がグッと上がりますね。

ひと手間加えて、よりこなれ感をUPさせて

クシで仕上げて洗練度アップ

出典: GATTA(ガッタ)

このヘアスタイルは動きというより、面っぽい毛流れでタイトに仕上げました。

シアバターのみを使用し、同じ手順でなじませた後、クシで整えた状態。こちらはスタイリッシュな印象でとてもすてきですよね。

前髪の束感は付け始めの位置が肝

出典: GATTA(ガッタ)

前髪の束感を見せたいときには、オイルやシアバターがおすすめ。細くしっかり束感を出すときは、前髪の半分から毛先1cmくらい、3分の1ところまでなじませると、理想の束感に近づきますよ。

 

マンネリしがちな髪型もスタイリング剤を使い分けたり、持っている物を混ぜて使ってみたり、髪のまとめ方や質感を変えたりするだけでも、メイクとファッションの着こなしが違ってみえます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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