不要な買い足し&無駄買いが減る!? 節約上手になるための「買い物前チェックリスト」
お買い物をしているとき、ついつい不要なものまで買ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
不要な買い足しや無駄買いを減らすには、事前の準備が重要です。
そこで今回は、節約上手になる買い物前のチェックリストと、無駄買いになりやすい要注意アイテムをご紹介します。
買い物前のチェックリスト
1:収納用品はサイズを測ってメモを
まず基本中の基本ですが、“事前にサイズを測っておくこと”はやはりとても大事です。
ネットで買えない100円ショップや、普段なかなか行かないショップだと「せっかく来たから一応買っておこうかな?」と見切り発車でつい買ってしまいがちですよね。その結果、サイズがちょうどぴったり並べることができず、妥協して別の商品を組み合わせる羽目になった……というのはよくあるお悩みなはず。
それを避けるためにも、収納用品の入れ替えなどを検討している場所は、今すぐ購入を考えていなくても念のためサイズをメモしておきましょう。いざ良さそうな商品に出会った時に、すぐサイズ確認ができて便利ですよ!
ちなみに、サイズをメモする際にはニトリのアプリ内にある『サイズ with メモ』という機能がおすすめ。自分で撮った写真に矢印を配置してサイズを書き込むことができ、 コメントなども追加できます。
2:事前にネットで下調べしておく
続いてのポイントは、“ネットで下調べしておくこと”。無印良品・ニトリ・IKEAなどはオンラインストアもあるので、サイズは事前に調べておくことが可能です。
特に無印良品では、ネットストア内に“収納サイズ検索”という機能があり、サイズを入れるとそれに合った収納用品を絞り出してくれるので便利。
また、無印・ニトリ・IKEAともに店頭在庫をネットで確認できます。気になるアイテムが最寄り店舗に在庫があるか調べてから買いに行くと、無駄な時間を削減できますよ!
3:数の増えやすい住宅洗剤は「万能タイプ」で厳選する
さまざまな用途の住宅用掃除洗剤が市場にあふれる昨今。
トイレ用、洗面所用、キッチン用、そしてフローリング用……と、ありとあらゆる洗剤を常備してしまいがちです。
シンプルな消耗品管理を目指すなら、まずは洗剤の数を見直すことからはじめてみましょう。
さまざまな種類の汚れに対応する万能タイプの洗剤を使うのもいいですし、汚れのタイプ別にシンプルに使い分けができる“ナチュラル洗剤”も、少ない種類をそろえるだけで家中のさまざまな汚れに対応できます。
できる限りすべてのスペースで使える洗剤を探して、掃除洗剤の数を厳選することは、ストック場所を大幅に削減することにつながりますよ。
4:買い足しを減らすなら「業務用サイズ」がおすすめ
使用頻度が高く、一番場所を取りがちなもののひとつといえるのが洗濯用洗剤のストック。
重い買い物の荷物を避けるために、ネット通販でまとめ買いされている方も多いかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、ネット通販でなら手軽に手に入る“業務用サイズ”です。
細かい分量でバラバラな詰め替えパッケージだと、それをまとめて収納するケースが必要ですが、業務用のボトルなら収納ケースは不要に。それに、詰め替えのたびに出るパッケージのゴミも毎回出ることがなくなります。
サイズを業務用に変えるだけですが、ストック管理の手間が驚くほどシンプルになりますよ。
5:生活スタイルに合った適正なストック数を知る
家庭でのストックの必要数は、家族の人数、生活スタイル、使用する頻度、買い物の方法などによって変わります。家庭に合った“ストックの必要数”はどの程度なのかを知って、ストックの管理に活かしましょう。
暮らしを改めて見直してみると、なんとなく習慣になっていたストックの数が、実際に必要な量とはかけ離れていたということもあるかもしれません。ストックの数を管理することで、収納スペースにゆとりが生まれたり、ムダ買いがなくなったりする場合も多いです。
こんなアイテムに要注意!
■コの字ラック
まず、1つ目の要注意な100均収納グッズは“コの字ラック”。
コの字ラックで失敗する主な要因は、2点あります。
・サイズを測らずに勢いで買う
・重いものを乗せてしまう
上の写真は以前のキッチン吊り戸棚の様子ですが、サイズをちゃんと測らなかったために発生した失敗例。3つ並べて置けないために、左端が変に隙間が空いてしまって置きたいものも置けません。
そのため、コの字ラックはサイズをしっかり測って、置きたい場所にぴったり合うものを選ぶことが大切。
また、コの字ラックは上に置くものも要注意!
上の写真の例では、サイズはちゃんとフィットしていますが、上に重さのある食器類を置いているため、少し歪んでいます。100均のコの字ラックはどうしても強度的に弱いため、重いものを乗せるのには向きません。
そのため、重いものを置きたい場合は
・耐荷重が十分な100均以外のラックを検討する
・そもそもの収納庫の棚板自体を買い足して増やす
といった選択肢も考える方がいいでしょう。
■かわいいカゴやケース
続いて、2つ目の要注意100均収納グッズは“かわいいカゴやケース”。
上の写真も以前の吊り戸棚ですが、見た目重視でかわいいカゴのバスケットを買った結果、3つ並ばず中途半端に……。
これも見た目だけで一目惚れして勢いで購入する際に、
・サイズがぴったり合うものを選ぶ
・余計な隙間が空かないかチェックする
というのが大切。
また、収納したい場所にサイズが合っていても、それだけでは足りない場合があります。それは、全体的に見た時に統一感があるか、という点です。
上のシンク下引き出しのカトラリー収納の例では、手前のかわいい収納ケースがサイズはぴったり合っているものの、上のプラ製の収納ケースとトーンが合っていなくてチグハグです。
単品のかわいさだけで選ばず、他のアイテムと合わせた時に違和感がないかよく考えることが重要です。
お買い物上手になれば、きっと節約もうまくいくはず。
事前の準備が大切なので、お買い物前にご自宅で確認しましょう。
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。