夫婦のお金の管理どうしてる?「便利なおすすめアプリ」3選
みなさん、夫婦のお金の管理はどうされていますか? 働き方も多様化したので共働きは普通のこと、小さい子どもがいても在宅ワークをしているママも増えています。
さらに、決済方法も多様化し、従来の現金、クレジットカードに加え、「Suica」「WAON」に代表される電子マネー決済、「LINE Pay」「PayPay」「メルペイ」に代表されるペイサービス、ビットコインなどの仮想通貨決済など、使いきれないくらいたくさんのサービスが出てきています。
今回は夫婦のお金の管理について、最新の調査結果をもとに、佐藤さんに便利なおすすめアプリをご紹介いただきます。
家計管理は夫or妻?
楽天が30~40代の既婚男女400人に行った調査によれば(※1)、お金の管理者は夫が管理している家庭が26%、妻が管理している家庭が51%であることが分かりました。
さらに、普段の買い物での決済方法では、男性は「キャッシュレス決済派」が多く、女性は「現金派」が多い結果となりました。
筆者が注目したのは、決済手段が多様化するなかで、家計管理をどちらかに決めていないと思われる残り23%の夫婦です。この層の夫婦は、「夫婦共同」で管理する、「内容によっては話し合う」ケースが大半ということです。
実際、管理はうまくいっているの?
同僚やママ友とお金の管理について情報交換をすることがあります。
筆者も行っているのが共同口座の設定です。夫か妻かいずれかの名義で銀行口座を開設し、すべての生活費関連をそこで集約して見える化するのです。
近年ではこのような共同管理の仕組みを銀行も理解しているので、「代理人カード」も発行してくれます。カードが2枚あれば、いずれも入出金が可能なので便利ですよね。
妻が管理をしている場合は、ママのほうで手書き家計簿を使ったり、家計簿アプリで管理しているということも聞きます。夫が管理をしている場合は毎月の生活費等をママに渡し、残りはブラックボックス化しているという方もいましたよ。
いずれの場合も、夫婦間での話し合いがとても重要だと感じました。
夫婦で管理できる!便利なアプリ3選
キャッシュレス決済も浸透している昨今では、やはりアプリ管理が人気になっています。
家計簿に特化したアプリもありますが、家計全体を夫婦で管理できるものも出てきていますので紹介します。
<1>「Zaim」
家計簿アプリのひとつですが、家計簿にとどまらず、よく行くお店の特売情報も配信されてきます。銀行やクレジットカードのWeb明細に接続して、自動的に入出金を記録する資産管理としても使うことができます。レシートの自動読み取り機能があるので、手入力の手間が少なく長続きするようです。
<2>「OsidOri(オシドリ)」
今年8月にリリースしたばかりの「OsidOri」。ミレニアル世代の共働き夫婦の特徴にフィットした、夫婦と個人のお金を1つのアプリで管理するものです。夫婦のお金はシェア。自分のお金は個人ページでとプライバシーも担保できます。旅行や教育貯金、家族貯金などの機能を備えているので共働き世帯向けです。
<3>「Money Forward(マネーフォワード)」
筆者も気になっているのが「Money Forward」。お金の入出金や銀行・クレジットカードとの連携はもちろん、各種ポイント、仮想通貨、電子マネーも手元で管理できます。公的年金や確定拠出年金など、資産管理も目的にしていますし、セキュリティもしっかりしていますので、長期的に利用できそうです。
いかがでしたか?
アプリ管理には抵抗があるという人もいると思います。筆者もその一人でしたが、アプリも日々進化しています。
一度慣れてしまえば、びっくりするくらい使い勝手がよいものもありますので、この機会にぜひ検討してみてくださいね!
【参考・画像】
※1「『家計の管理』に関する意識調査」楽天市場、2018年
※2「Zaim」
※3「OsidOri」
※4「Money Forward」
※ Syda Productions、WAYHOME studio、fizkes / Shutterstock
外部サイト
Recommend
あなたにおすすめ