プロの正解メイクは?気になる「ほうれい線」を上手にカバーする方法
ビューティープロデューサーの小笠原彩さんによると、メイクひとつでほうれい線をうまく隠すこともできれば、逆に深く見せてしまうこともあるそう。
そこで今回は小笠原さんに、ほうれい線をカバーできる正解メイクテクニックを紹介してもらいました。
まずは逆効果になるNGメイクをチェック
ほうれい線を隠そうと、溝にファンデーションやコンシーラーをたくさん塗ってしまうのはNG。
全く動かない絵画であれば埋めるという発想で問題はないですが、ほうれい線が出る“口元”は動くパーツなので、埋めることによって逆にどんどん溝が深く見えてしまうのです。
シワを目立たなくさせるための3STEP
では、どうすれば目立たなくなるのか? それは溝として深くなってしまうパーツ以外を明るくし、くすみを飛ばすこと。光の効果でほうれい線を目立たなくする方法がおすすめです。
(1)コントロールカラー(下地)を口周りに塗布
光の効果でシワを目立たなくしたいので、少しパールが入っているものがおすすめ。
コントロールカラー(下地)は、ファンデーションやコンシーラーに比べて質感が軽いので、シワになりづらく、きれいに仕上げることができます。
(2)リキッドタイプのコンシーラーでシワの影をなくしていく
小鼻の脇からほうれい線の上の部分にコンシーラーを塗布します。ほうれい線のシワに入り込まないよう上に伸ばすようになじませましょう。
しっかりとなじんだらいつも通りにファンデーションを塗布し、パウダーをブラシでふんわりとかけます。
使用するコンシーラーはリキッドタイプがおすすめ。テクスチャーが固いものはよく動く部分には不向きなので、軽いテクスチャーのリキッドタイプのものを使いましょう。
また、パウダーをパフに取り、しっかりとシワに入れ込むのはNGです。大きなブラシでふわっとかけるくらいにとどめましょう。
(3)口角にリキッドコンシーラーを塗布
ほうれい線が目立つということは、顔全体が下がって見えてしまっているということ。
これを軽減させるために口周りのくすみを飛ばし、口角が上がっているように見せていきましょう。
口角にリキッドコンシーラーを塗布し、ほうれい線周りと同様、上にあげるようになじませていきます。
ほうれい線を気にせずたくさん笑えるように、気になる部分はメイクで上手にカバーしてみては?
【画像】
※ gpointstudio、Tatiana Frank / Shutterstock