もったいない…!メイクのプロが教える「お蔵入りコスメ」活用テク3選
あなたのコスメボックスに、お蔵入りしているコスメはありませんか?
色がきれいで買ったけど似合わなかった。見た目はかわいいけど、自分の肌色には似合わなかった。店頭で見たときよりも発色が薄い……なんて思って使わずにいるコスメ、あるのではないでしょうか。筆者も買ったはいいけど使わない……というコスメが実はたくさんありました。
ですが、「メイクのプロとしてなんとか使いこなさなければ!」と使い方を研究する日々を過ごし、試行錯誤を繰り返した今では、お洋服をコーディネートするように365日同じコスメでも違うパターンのメイクを楽しむことができるようになりました!
そこで今回は、使いづらくてお蔵入りしてしまったコスメの活用術をいくつか伝授します!
1:青みが強すぎて似合わないチークやリップの活用術
日本人に多いのはイエローベースだといわれています。ただ、色白さんのように透き通るお肌に憧れる方は多いですよね。そんなお肌に仕上げることができるカラーといえば、青みカラーです。
透明感のある肌に憧れて青みピンクのリップやチークを買ってみたけど、やっぱり似合わない!と、お蔵入りしてしまっているコスメがある方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、イエローのチークやグロスを上から重ねてみてください! 実は今、イエローコスメが豊作なんです。
どうやって使うの?と思うようなレモンをイメージさせるイエローは、青みピンクの上に重ねることで調和し、サーモンピンクのような温かみのあるカラーにチェンジしてくれます。いろんなカラーと組み合わせることができるので、メイクの幅が広がりますよ。
2:発色が弱く色が出ないアイシャドウの活用術
手に乗せたときはしっかり色が出たけれど、いざ目元に塗るとあまり発色しない……なんていうアイシャドウもあるかもしれません。そんな方は、アイシャドウベースを必ず使いましょう! 使っている方は意外と少ないですが、アイシャドウベースにはたくさんのメリットがあります。
アイシャドウの発色を高めるだけでなく、密着度を高めてくれるのできれいな色が長持ちします。さらにクリームやリキッドタイプであれば、アイシャドウの粉っぽさも無くなり目元の乾燥を防ぐこともできますよ。
発色が弱くて使えなかったアイシャドウも、ベースを仕込むことで満足いく発色になった!という方もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ試してみてください。
3:色が濃すぎて使いづらいアイテムの活用術
思っていたより色がパキッと出て、色の調節がしづらいアイテムもありますよね。
チーク、アイシャドウに関しては、柔らかくて大きめのブラシを使うとふわっと柔らかく色が出ます。もし濃く塗ってしまった……というときには、上からベージュやオフホワイトなどのハイライトカラーを重ねて色をぼかしましょう!
リップで濃く発色するものは直塗りで滑らせるように塗るのではなく、スタンプのようにポンポンと叩いて乗せると色がやわらぎますよ。または、先にグロスなどを乗せておくと上から乗せる口紅の色がクリアになるので使いやすくなります。
テクニックさえ覚えれば、使っていなかったコスメでも、もう1回使ってみようかな……という気持ちになります。
いろんなテクニックを駆使して、たくさんのメイクを楽しんでくださいね!