プロはココを意識していた!忙しい朝に試したい「時短メイク術」3STEP
メイクはしたいけど、「朝は時間に余裕がない……」「1分1秒でも寝たい」という方が多いのではないでしょうか。メイクは時間をかけてしなくても、実はポイントを抑えれば手抜きに見えず、メイクをしている感を演出することができます。
そこで今回はビューティープロデューサーの小笠原彩さんが、現場でのスピードメイクを応用し、メイクをしている箇所が少なくてもメイク感がでる“朝のお急ぎメイク”のコツをご紹介します。
STEP1:ファンデは手のひらに広げて、直接プレス
まずはいくら時短といっても、ベースメイクをなくすわけにはいきません。特にクマやくすみは疲れた印象になってしまうので、そのまま放置は NG。一瞬で仕上げるにはファンデーションを手のひらに広げて、お顔を包み込むようにプレス。ブラシより格段早く仕上がります。
また手の平で包み込むことにより、ファンデーションが肌に馴染みやすくなり、早いうえにきれいに仕上がります。筆者はくすみ除去も狙って、パールの入った下地とファンデーションを1対1で混ぜて使うことが多いです。
目元などクマが気になる箇所には、再度手に残ったファンデーションを塗布。大きめのブラシに粉をとり、パッとかければベースメイクが完成します。
“伸ばす+馴染ませる”を同時に行うので、早くきれいに仕上げることが可能です。
STEP2:アイライナーは目尻のみ、マスカラは毛先のみ
次に、“メイクをした感”を一番出しやすい目元。できるだけ少ない手順で、よりきれいに仕上げるためには目元の“縁”をとることが大切です。アイライナーは“目尻”のみ、マスカラは“まつげの毛先”にだけ塗布しましょう。
もちろんまつげの根元全部にアイライナーを引き、マスカラを根元からつける方がぱっちり目に仕上がりやすいです。ただ今回はどれだけ時間をかけずにメイクをするかが重要なので、必要な箇所にだけ塗布していきます。このように仕上げると、普段5分かけていた工程を半分以下に短縮できます。
STEP3:眉は眉山から眉尻を中心に縁を作る
最後に眉もSTEP2と同様、縁をとっていきましょう。眉は個人差もありますが、描いていないとメイクの手抜き感が出てしまうことも……。
時間をかけずに仕上げるには“眉尻”がポイント。眉尻をアイブロウペンシルで描き、アイブロウパウダーか綿棒で境目を少し内側にぼかすと、自然に描いている感も出ます。眉頭が抜けてしまっている方はふんわりとパウダーを乗せましょう。
最後にティントリップのような、鏡ナシでもOKのリップをさっと塗って出かければ、朝の時間が大幅に削減できること間違いなし!
毎日忙しい朝。そんな朝の時間を有効活用するためにも、今回の時短メイクを試してみて!
【画像】
※Sergey Zapotylok、Prostock-studio / Shutterstock、koti / PIXTA(ピクスタ)