20代と同じケアはNG?アラサー女性のための「肌悩み別スキンケア」3つ
肌の状態は、10代、20代、30代と徐々に変わっていきます。肌は変わっていくのに、10代、20代の頃と同じスキンケアを行っていませんか?
そこで今回は美容ライターのあやのさんが、30代女性が気になる、シミ、小じわ、たるみの3大肌悩みをケアするための3つのポイントをご紹介します。
1:「シミ」が気になる方のスキンケア
20代の頃は気にならなかったのに、30代になり、急に“シミ”が増えてきたような気がする……という方も多いのではないでしょうか。
シミの原因の大きな要因のひとつとして“紫外線”が挙げられます。10代、20代に浴びた紫外線によって、シミの元となるメラニンが蓄積され、30代になる頃にシミとなって表れてしまうことも。
そこで、徹底した“紫外線対策”が重要に! 天気の悪い日でも紫外線は降り注いでいるので、こまめに日焼け止めを塗り直しましょう。とくに、頬からこめかみにシミができやすいといわれているので、しっかりと日焼け止めを塗って紫外線をブロックしてください。
生成されたメラニンは皮膚のターンオーバーとともに排出されますが、排出しきれずに残るとシミになってしまう可能性も。そこで、“ピーリング化粧品”を用いたスキンケアがおすすめ!
年齢を重ねるにつれて、ターンオーバーの周期が遅れ、角層が厚くなってしまうことがあります。毎日ではなく時々、ピーリング化粧品を使用してターンオーバーを促し、周期を正常化してあげることが大切です。くすみも取れて、肌に透明感が生まれますよ。
また、できてしまった初期の薄いシミには、“美白化粧品”がおすすめ! ビタミンC誘導体などの美白有効成分が入った化粧品でお手入れしましょう。数日で効果がでるものではなく、毎日コツコツと使い続けることが大切なので、根気よく続けてみてくださいね!
2:乾燥による「小じわ」が気になる方のスキンケア
肌表面にできる、浅い“小じわ”が気になってくる30代。ごく初期の小じわは、うるおいが不足して、角層が厚くなってしまい、肌表面のしなやかさが損なわれることが一つの要因として挙げられます。
そこで、保湿力の高い美容液やクリームで“保湿”することをおすすめします。20代の頃とは違い、化粧水、乳液のみのスキンケアでは、うるおいが足りない場合があります。化粧水でおぎなったうるおいを、しっかりと閉じ込めるケアをしてあげましょう。
時間のあるときは、“集中ケアアイテム”を使用したお手入れをプラスしましょう。密閉力の高いシートマスクやパックを使用すると、筆者的に美容成分が集中的に角層へ浸透して、スキンケアの効果をさらに高めてくれている気がします!
3:「たるみ」が気になる方のスキンケア
肌のハリや弾力が低下すると、顔の筋肉が衰えて脂肪が増えてしまうことも。その結果、皮膚や脂肪を支えきれなくなり、肌全体が下がることで“たるみ”へ……。気になるほうれい線も目立ちやすくなってしまいます。
進行をなるべく遅らせるための、“マッサージクリーム”を用いたスキンケアがおすすめ! マッサージクリームですべりをよくしてからフェイスマッサージを行い、表情筋のコリのほぐしを目指しましょう。
肌にダメージを与え、老化を進める汚染物質や汚れをしっかりオフするために、“クレンジング”の見直しも大切に。ただ、洗浄力の強いものは肌負担も大きくなってしまうので、メイクアップに合わせたクレンジングをセレクトし、エイジングを未然に防ぐケアを行ってください。
シミ、小じわ、たるみなどの肌悩みを強く意識するようになる30代。悩みに応じた正しいスキンケア方法を取り入れて、年齢を感じさせないフレッシュな若々しさを保ちましょう。
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※ metamorworks / Shutterstock