時短で垢抜け!シンプルでも印象に残る「引き算アイメイク」方法
ビューティープロデューサーの小笠原彩さんによると、プロのメイク現場では、10分でモデルさんにメイクをすることが求められることもあるんだとか。そんな中では、何を行ない、何を省くかを突きつめて、印象に残るメイクにすることが大切。ただ単に、メイクを盛っていればいいというわけではありません。
そこで今回は小笠原さんが、シンプルでも印象に残る“引き算アイメイク”のコツをご紹介します。引き算メイクにすることで、朝の時短にもつながりますよ。
1:ベースメイクは丁寧に仕上げるべし
まずシンプルでも印象に残るアイメイクに作り上げるためには、“土台作り”がとても大切です。あまりお化粧をしていないのにキレイに見えるのは、ただメイクをシンプルにしているだけでなく、各パーツにあまりメイクをしなくても立体感がでるようにメイクをしていることが多いです。
そのポイントになるのが、ベースメイク。シンプルなアイメイクでも印象を際立たせるためには、まずしっかりとベースメイクをしておくことが大ポイント。
コツはコントロールカラーでくすみを取り、コンシーラーでクマを隠してあげること。また、チークやローライトでメリハリをつけてあげると、よりシンプルなアイメイクを際立たせることができます。
このようにシンプル、かつ時短でメイクをしたいときでも、ベースメイクだけは手を抜かず、きちんと行うことが結果時短に繋がるんです。
2:アイシャドウはヌーディーカラー&伸びのいい質感を選ぶべし
次は、本題の“シンプルだけど印象に残るアイメイク”の方法をお伝えしていきます。
印象に残るためには、“淵を取ること”が大切。実はアイシャドウを上下しっかり塗り、アイライナー、マスカラをする……など、たくさん目の周りに色を載せれば載せるほど、視線をどこに持っていけばいいか分からず、ぱっとしない印象に仕上がってしまうことがあります。
なので、“とりあえずアイシャドウ塗っとく”はNG! アイシャドウはたくさん塗りすぎず、逆に透明感が出るようなヌーディなカラー&伸びのいい質感をプラスすると、アイライナーやマスカラが際立ちます。
印象に残すためには、色を使ったアイシャドウを引いて上げることが、バランスをとるコツに。
3:マスカラ、アイラインは間を埋めるように塗るべし
最後に最重要項目をお伝えします。それは“パーツの淵を取る”こと。
アイメイクでは、アイライナーとマスカラで目の淵を際立たせることができます。目の形や求める状態にもよりますが、どちらか一方に抑えた場合は、よりシンプル時短に、両方の場合はよりはっきりとした印象に作ることが可能。
アイライナーは淵を際立たせるため、まつ毛の間をしっかりと埋めるように塗っていきましょう。
そして、マスカラはまつ毛の根元をしっかりと埋めるように施すことで、淵を際立たせていきましょう。
メイクはただ各パーツに色味を載せるだけではありません。とりあえずメイクをする、という感覚から、何を行ない、何を引き算するのかを理解しながらメイクをしていくことがおすすめ。ぜひ参考にしてみて!
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※ AlikeYou、Aleksandr Markin / Shutterstock