TOP ビューティ 猛暑日でも崩れ知らず!? 夏の肌トラブルに負けない「鉄壁ベースメイク」のコツ6つ

猛暑日でも崩れ知らず!? 夏の肌トラブルに負けない「鉄壁ベースメイク」のコツ6つ

2019.08.16

夏は汗や皮脂など、メイク崩れの大敵ばかり。せっかく忙しい中で時間をかけたメイクも、少し外で行動したら、すぐ崩れてドロドロに……なんてことは、夏メイクのよくあることですよね。

そこで今回は、美容家が実践している、ベースメイクを崩れにくくするテクニックをご紹介します。下地やファンデーションの選び方はもちろん、化粧水や乳液を使ったコツまで一気にチェック! これで、この夏のメイクは崩れ知らずに!?

コツ1:下地とファンデーションの見極め

出典: GATTA(ガッタ)

下地とファンデーションの見極めが非常に大切。

崩れるのが嫌な方は“皮脂崩れ防止系”下地を選びがちですが、安易に選んではダメ! 乾燥しやすいものも多いので、乾燥による皮脂崩れのタイプの方には不向きです。

乾燥が原因の皮脂崩れには保湿がメインのアイテムを使うことで、長時間きれいな肌をキープしやすいですよ。また、皮脂崩れ防止系のコスメは強力なクレンジングでないとオフするのが難しく、乾燥を招く原因になることも。毎日の使用ではなく“ここぞ”というときの使用がおすすめです。

過剰な皮脂分泌をしている方は、皮脂崩れ防止の下地と保湿系のファンデーションを組み合わせるというメイク方法がおすすめ!

コツ2:乳液もファンデもスポンジで叩き込んで

出典: GATTA(ガッタ)

崩れを阻止するために必要なのは、スポンジを上手に使うこと。スキンケアの最後(乳液やクリームを塗った後)と、ベースメイクの各工程(日焼け止めや下地、ファンデーションを塗るごとに)で、肌をスポンジでしっかりパッティングします。

このひと手間を加えることで、乳液やファンデーションなどをしっかりと肌に密着させられたり、余分な油分をオフできたりするのです。

手持ちのアイテムを変えなくても、使い方を変えれば“持ち”はぐっとよくなりますよ。買い足すべきは、崩れにくいファンデーションよりもスポンジです!

コツ3:メイク前は水分による保湿を入念に

夏のメイク崩れの大きな原因の一つが、スキンケアが足りていないことです。「スキンケアをしすぎるとメイクが崩れる」と思っている方は多く見られますが、それは大きな間違い!

むしろ、紫外線を浴びたり汗をかいたりすることで肌の水分が失われやすいので、しっかりと保湿することが必要です。

出典: GATTA(ガッタ)

中でも重要なのは、化粧水を多めに使うこと。できれば、コットンパックやみずみずしいシートマスクを使うといいでしょう。潤いにフタをする乳液やクリームは、油分が少なめの軽いもので構いません。

水分を十分に蓄えた肌は、皮脂分泌が穏やかに。テカりやすい方こそ、朝の保湿を念入りに行ってくださいね。

【商品詳細】
左:シン ピュルテ『ローションヴィザージュ AGコンセントレイト』
右:セイワプロ『たっぷり吸収潤い長持ち!圧縮フェイスマスクシー10P』

コツ4:ベースメイクはとにかくナチュラルに

崩れるのが嫌だからと、ベースメイクをしっかり塗ろうとすると崩れたときに目立ってしまいます。

お肌に何も付けていなければ、“崩れ”にはつながりませんよね。とはいえ、見た目のきれいさや紫外線のことを考えると、ベースメイクはしたほうがいいです。

そのため、ベースメイクは“何もしていない”というイメージでナチュラルに仕上げましょう。

■コントロール下地できれいなベースを仕上げる

ナチュラルにきれいにベースメイクを仕上げるためには、テクスチャーの軽いコントロールカラー下地が不可欠。厚塗りせず色の力でお肌のくすみ除去、透明感を出していきましょう。

伸びづらいものは多めにつけてしまいがちなので、乳液をすこし混ぜて。その上から軽くティッシュオフ。

ひとつひとつの工程でしっかり肌になじませるように、余分な油分は最初から全てお肌から排除しましょう。

出典: GATTA(ガッタ)

美容ライターのおすすめは、まるで薄いファンデーションを付けているかのように仕上がるestの『モイストラスティングベース』。全体に塗ってから赤みが気になるところ、小鼻周りのくすみ、おでこなど、足りない部分に再度下地を塗布します。

このようにするとファンデーションで隠さなくても、下地だけできれいなベースに近づきます。この時点でもう肌がきれいだなと思ったら、思い切ってファンデーションなしでパウダーで仕上げると、崩れが気にならなくなりますよ。

まだ足りないという場合は薄くリキッドファンデを塗りましょう。

出典: GATTA(ガッタ)

使うのは写真くらいの量。気になる所にすばやく伸ばしましょう。付けすぎてしまう人は両手に伸ばし、お顔全体を包み込む方法がおすすめです。

ニキビやクマが気になるところは少量のコンシーラーで部分的にカバーし、全体的にパウダーを軽くはたきます。

仕上げにフィニッシングミストなどで、お肌により密着させましょう。この一手間で密着度が大きく変わります。

【商品詳細】
est『モイストラスティングベース』 / 4,200 円(税抜)

コツ5:高保湿下地とリキッドファンデーション

ベースメイクでおすすめの組み合わせは、高保湿の下地とリキッドファンデーション。お肌のうるおいが持続するうえ、ツヤ感のある仕上がりになるからです。

この組み合わせだけで、なめらかな透明感ある肌に仕上がれば完璧。ですが、大人になると肌のキメが粗いなどの肌悩みが多くなってきますよね。そこで頬の高い位置にのみ、パウダーファンデーションをスッとのせておきましょう。

出典: GATTA(ガッタ)

お顔の中でも高い位置をなめらかにしておくことで、肌をきれいに見せてくれる効果が期待できます。

あえて部分的にのせる理由は、メイクアップアイテムをのせすぎると油分が多くなり、それがかえってメイク崩れの原因となってしまうからです。

コツ6:フィニッシュブラシがカギ

この最後の仕上げが、メイク崩れを防ぐ大きなカギ。とはいえ方法は簡単。メイクアイテムでもテクニックでもなく、フィニッシュブラシでお顔の表面の余分な粉を払うだけなんです。

このひと手間が、メイク仕立ての美しい仕上がりを長時間キープするための秘訣。何度もお伝えしていますが、メイクアイテムのほとんどは油分が多く含まれています。そのため、必要以上にお肌にファンデーションなどがのっていることで、過剰な油分が原因となりメイク崩れを引き起こしてしまうことに。

フィニッシュブラシを使うことで、余分な粉を払うことができると同時にメイクが肌にピタっとなじみ、メイクレスな仕上がりにもなりますよ。

 

コスメの選び方を変えたり、メイクの仕方を変えたりしないと、夏はいつものメイクテクでは通用しません。ぜひ明日から活用して、猛暑を乗り切りましょう!

【画像】

※Sergey Zapotylok / Shutterstock

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
※ 商品は取材時のものになり、価格は編集部調べです。

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