人ごみを気にしなくていい!? 「熱海の海花火」を特等席で見る裏ワザとは
東京からわずか47分。アクセスが抜群で、ここ数年、再ブームとなっている熱海。
そんな熱海では、“花火”が大きな魅力のひとつ。見に行ったことのある方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、“熱海の花火をゆったり寛いで見る裏ワザ”を、旅ライターの石原有起さんがご紹介します。
「熱海の海上花火大会」とは?
熱海といえば、1年を通して断続的に花火が楽しめるのが大きな魅力。
特に夏(今年は7月26日(金)~)は開催日数も多く、単発やスターマイン、新種の花火などが織り交ぜられ、1回の開催で約5,000発が打ち上がります。特にフィナーレの『大空中ナイアガラ』は注目で、連続で打上げられた花火の光が夜空を埋め尽くす光景はなんとも美しく、見惚れてしまうほど。
8月30日(金)には、二尺玉も打上げ予定。熱海は3面が山に囲まれているため、音が大きなスタジアムのように響き、迫力も満点だそう。
迫力ある花火を、特等席で楽しむ
ただ、そんな花火大会の日は、街中が混み合っているのも事実……。そこで、周りを気にせずゆっくり寛ぎながら花火を鑑賞するのはいかがでしょうか?
花火鑑賞の特等席ともいえるのが、ホテルや温泉施設。特におすすめの2つの空間をご紹介しましょう。
ATAMI BAY RESORT KORAKUEN(熱海ベイリゾート後楽園)の客室
2019年3月に新たな施設や客室がオープンし、話題を集めている『ATAMI BAY RESORT KORAKUEN(熱海ベイリゾート後楽園)』は、大迫力の花火を鑑賞できるポイントが充実しています。
熱海後楽園ホテル新館『AQUA SQUARE(アクア スクエア)』は、開放感あふれる明るくモダンな客室で居心地が抜群! 目の前に海が広がる『オーシャンビュールーム』なら、窓やバルコニーから海や花火も眺められて、存分にリラックスできるはず。
日帰り温泉施設『オーシャンスパ Fuua(フーア)』
さらに花火が美しく見える新スポットといえば、2019年3月末にオープンしたばかりの相模灘を一望できる日帰り温泉施設『オーシャンスパ Fuua(フーア)』。
とくに『露天立ち湯』は、まるで海に浮かんでいるような感覚を味わえる、全長約25mの日本最大級の立ち湯で、インフィニティプールのように、青空と海の美しいコントラストが満喫できます。
夕暮れや夜には、煌めく夜景が一望できます。
ついでに、美や食も楽しんじゃおう
花火を眺めたら終わりではなく、美容やグルメも楽しめるのがホテル・温泉施設のうれしいポイント。
美容を楽しむ
たとえば『Fuua』は、東京ドームの天然温泉『Spa LaQua(スパ ラクーア)』のノウハウを活かしたゆとりある空間づくりがされています。
日帰り温泉施設なので、もちろん『熱海後楽園ホテル』に宿泊しなくてもOK。『アタミリビング』と呼ばれる開放的な8種の休憩エリアがあり、思い思いに寛ぎながらリラックスしながら過ごせます。
また、グループやカップルで一緒に館内着を着たまま楽しめるのが、オリジナルの『ロウリュ』。
タオルで熱風を起こす灼熱の発汗体験や、クールダウンの圧倒的な爽快感を味わえば、一気にリフレッシュできます!
グルメを楽しむ
レストランやショップも新たにオープン。
『AQUA SQUARE』の2Fには、海を眺めながら伊豆の食材やオリジナルクラフトビールが楽しめるレストラン『HARBOR’S W(ハーバーズ ダブル)』と、地産地消の“美味しい食”と出会うことができる食のマーケット『ラ・伊豆 マルシェ』などが集まる『IZU-ICHI(イズイチ)』があります。
レストランはビュッフェスタイルで、ライブキッチンより提供される新鮮な海産物から豪快なグリル料理、本格窯で焼き上げたピザなどが並びます。
テーブルや椅子もバラエティ豊か。テラス席もあるので、どこで写真を撮ってもおしゃれな雰囲気になりますよ。
花火大会開催日はとても人気なので宿泊で利用する際は早めの予約が必須ですが、夏は暑さを忘れながら、冬は温かく、ゆっくり眺められるのが良いですね。
気軽に何度も訪れたくなる熱海の旅、ぜひ候補に挙げてみては?
【旅のinfo】
ATAMI BAY RESORT KORAKUEN、オーシャンスパ Fuua
【画像】
TAKAHIRO KUBO、yosuyosun/Shutterstock、ATAMI BAY RESORT KORAKUEN