マナー違反になってない?知っておくべき「社会人としてNGな行動」5つ
職場で無意識にやっていたことが他人からみたら実はマナー違反だった……なんてことはできるだけ避けたいものですよね。
特に職場では上司や取り引き先の方など目上の方と接する機会も多いため、マナー違反には気を付けたいところです。
今回はつい職場でやりがちなマナー違反について紹介します。
NG1:携帯で時間をチェックする
勤務中の私用メールや私用の電話はNGということは、社会人としてすでに心得ている方も多くいることでしょう。
しかし、時間をチェックするときに無意識に携帯を出していませんか?
たとえば、取引先の方に見られたとき、会社用の携帯なのか私物の携帯なのか、判断が難しいので「勤務中に携帯を弄っているのか」と思われてしまい、自分自身や会社の信頼を損なってしまう恐れも充分に考えられます。
社会人として時間のチェックは腕時計でするようにしましょうね。
NG2:トイレでの携帯利用
トイレの個室内で電話やメールをしていませんか?
本来の目的で順番を待っている人がいたら迷惑をかけてしまうので、トイレでのメールや電話はつつしみましょうね。
NG3:「ながらあいさつ」をする
勤務中やエレベーターや廊下……社会人となるとさまざまなシチュエーションであいさつを交わす機会がおのずと増えてきますよね。その際に、歩きながらあいさつをしたりしていませんか?
実は“ながらあいさつ”は、マナー違反。人混みの中では会釈だけでも大丈夫ですが、声をかけられる状況であれば、立ち止まってあいさつをすると良いでしょう。
さらに、あいさつの前に「〇〇さん、おはようございます」などと相手の名前を付け加えることで、印象も良くなりますので覚えておきましょうね。
ちなみに、階段でのあいさつは、相手と同じ高さにきたところですることを心がけるようにしましょう。相手より高いところからあいさつをすることは失礼にあたります。
NG4:腕まくりをする
いくら社内であろうと、シャツの腕をまくることは、基本的にマナー違反とされることが多いです。
お客様や取り引き先の人と接しない仕事でも、上司とは接するでしょうし、何かのタイミングで社外の人と接することもあると思いますので気を付けるようにしましょう。
NG5:騒音を立てる
仕事が思うように進まないとき、気持ちに焦りが生じてしまい社内をバタバタと走ったり、物を取る際に音をたててしまったりしたことはありませんか?
このような行動は、周りの方の集中力を低下させてしまう恐れがあります。社会人としても、大人としても慌てず冷静に仕事に取り組むようにしたいですね。
普段何気なくやっていることが実は“マナー違反”であることがあるため、一度、普段の自分の行動を見直してみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
※ 『私を磨く!毎日が輝く!女性のビジネスマナー』松本 昌子 (監修) / ナツメ社
※ 『人間関係が楽になる気づかい&マナー事典』真山美雪 / 池田書店
【画像】
※ Yuganov Konstantin、GaudiLab、Amelia Fox / shuterstock